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【ウォール街がFRBを公然支持】パウエル解任示唆のトランプに大手銀行トップが異例声明「FRB独立性は死活問題」

荒巻俊 アクセス  

米国のドナルド・トランプ大統領と中央銀行の米連邦準備制度理事会(FRB)のジェローム・パウエル議長との対立が深まる中、米国の大手銀行のトップらが中央銀行の独立性を強調し、公然とFRBを支持する異例の事態になっている。

16日(現地時間)のウォール・ストリート・ジャーナル(WSJ)によると、ゴールドマン・サックスのデービッド・ソロモンCEOは同日、米CNBCとのインタビューで「米国だけでなく、世界中で中央銀行の独立性が我々に多大な恩恵をもたらしてきた」と述べ、「中央銀行の独立性、特にFRBの独立性は極めて重要であり、我々はこれを守るために戦わなければならない」と強調した。

引用:wikipedia

ソロモンCEOはさらに、FRBの独立性、特に金融政策に関する独立性が非常に重要であると力説した。シティグループのジェーン・フレイザーCEOは声明を発表し、「FRBの独立性はFRBの信頼性を左右する」と述べ、「これは資本市場の効率性と米国の競争力にとって不可欠である」と指摘した。

バンク・オブ・アメリカ(BoA)のブライアン・モイニハンCEOは同日、ブルームバーグTVとのインタビューで「FRBは独立機関であり、行政府と議会の権限外に位置すべきだ」と述べ、「FRBは業務指示を受け、監視され、審査されるが、本質的には独立性を維持するために設立された」と語った。

前日には、JPモルガン・チェースのジェームズ・ダイモン会長が第2四半期決算発表後のメディアとの電話会見で「中央銀行の独立性は絶対に重要だ」と述べ、「FRBを政治の道具にすることは逆効果を招き、期待とは正反対の結果をもたらす可能性がある」と警告した。

これまで直接的なトランプ大統領への批判を避けてきた彼らが相次いでFRBの独立性を公然と支持し始めたのは、トランプ大統領が執拗にパウエル議長に辞任と利下げを迫っているためだ。

トランプ大統領はこの日公開されたニュースサイト「リアル・アメリカズ・ボイス(Real America’s Voice)」とのインタビューで、パウエル議長の辞任を望むとしながらも、自身が彼を解任した場合、市場に混乱をもたらす恐れがあると述べた。

また、バーレーンの首相との会談後、記者団がパウエル議長の解任を検討しているかと質問すると、「何も排除しない」としつつ、「しかし、彼が(FRB建物改修を巡る)不正で辞任する状況でない限り、(解任する)可能性は極めて低いと思う」と答えた。

WSJは、ウォール街がFRBへの政治的圧力がFRBの独立性を揺るがし、世界の資本フローに悪影響を及ぼす可能性を懸念していると指摘した。これは、世界の金融市場の基盤である米国債とドルを弱体化させる恐れがあるためだ。

荒巻俊
aramakis@kangnamtimesjp.com

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