メインメニューへスキップ(上段) メインコンテンツへスキップ メインメニューへスキップ(下段)

【第2の地球候補】JWST、地球サイズの7惑星「TRAPPIST-1系」観測に成功!水はあるが、大気に「難あり」?

梶原圭介 アクセス  

引用:米航空宇宙局(NASA)
引用:米航空宇宙局(NASA)

ジェームズ・ウェッブ宇宙望遠鏡(JWST)が地球からわずか39光年離れた恒星「TRAPPIST-1(トラピスト1)」の周囲を公転する地球に似た7つの惑星の観測に成功した。

14日の国際科学誌「ネイチャー」の報道によると、カナダ・モントリオール大学のトロティエ太陽系外惑星研究所(iREx)のビョルン・ベネッケ教授は、13日に米メリーランド州の宇宙望遠鏡科学研究所(STScI)で開催されたシンポジウムで、JWSTによるTRAPPIST-1の周囲を公転する7つの地球サイズの惑星の観測結果を発表したという。

TRAPPIST-1の惑星系に7つの地球サイズの惑星が存在することは、2016~2017年にベルギー・リエージュ大学の研究チームによって初めて明らかにされた。当時、研究チームはこの惑星系を公転する7つの惑星の質量が地球の0.4~1.4倍であることを発見し、「ネイチャー」誌に発表した。米マサチューセッツ工科大学(MIT)のジュリアン・ドゥ・ウィット教授(Julien de Wit)は当時の発見について「(これらの惑星は)7つの異なる言語を持つロゼッタ・ストーンだ」と評価した。

JWSTは今年6月からこれらの惑星の観測を行ってきた。これらの惑星は太陽と水星の距離よりも近い軌道で恒星の周囲を公転していることが判明した。全ての惑星が、液体の水が存在可能な平均表面温度を持つ生命居住可能領域(HZ・ハビタブルゾーン)に位置していた。

惑星の大気組成はまだ明らかになっていないが、ベネッケ教授は7つの惑星のうち6番目に位置する「TRAPPIST-1g」に注目している。彼は「これまでの研究から、全ての惑星の大気に水素が存在しないことが判明した」と述べ、「二酸化炭素などのより重い分子で構成される高密度の大気を持つか、あるいは大気がほとんど存在しない可能性がある」と推測した。ただし、ベネッケ教授は学術誌に投稿した論文が査読中であることを理由に、詳細な観測結果の公開は控えた。

JWSTは恒星の光が惑星を通過する際の変化を捉えることで大気組成を分析する。惑星大気を構成する分子の種類によって、惑星の進化の歴史や生命体の存在可能性に関する重要な情報が得られる。ただし、TRAPPIST-1惑星系の惑星は小型であるため、木星型惑星と比べて大気の信号を検出するのが困難とされている。TRAPPIST-1惑星系に関する詳細な観測結果は来年中に公開される見込みだ。

引用:米航空宇宙局(NASA)
引用:米航空宇宙局(NASA)
梶原圭介
CP-2023-0188@fastviewkorea.com

コメント0

300

コメント0

[トレンド] ランキング

  • 「絶対生きられないはずが...」あの“氷の国”でシマカ3匹を確認!深刻な地球温暖化の影響か?
  • 「上司と恋愛=年収6%UP!?」でも破局すれば、「収入18%減」の衝撃...最新研究が暴いた職場の真実!
  • 「11匹の犬猫を床に叩きつけ首を絞めて殺害」…“彼女がいるから許してほしい”と嘆願した男に非難殺到
  • 「口と左手は裂け、体の80%に火傷」...釣り中に“電子たばこ”が爆発、40代男性死亡
  • 「ソーセージから“人工の歯”!?」中国各地で食品異物が続々発見…SNSで“人肉混入説”まで拡散
  • 【警察が事故】パトロール中のパトカー“突然暴走”、植え込みに激突!ブレーキ痕なし、住民騒然

こんな記事も読まれています

  • 「見た目が不評なのに売れた?」BMW「XM」がウルス&プロサングエを抑えスーパーSUV販売1位
  • 「もうポルシェといえばEV?」…内燃機関が減り、ブランドの“新しい顔”が生まれた!
  • 「終章のトゥアレグ」フォルクスワーゲンがICEモデルに別れを告げる…23年の軌跡と新たな出発
  • 「日本市場まで陥落!」BYDが“電気自動車の墓場”でシェア6%突破…次の一手は?
  • 「絶対生きられないはずが…」あの“氷の国”でシマカ3匹を確認!深刻な地球温暖化の影響か?
  • 「食前vs食後」脂肪と血糖値に効く、最強の“お散歩タイミング”とは?
  • 「上司と恋愛=年収6%UP!?」でも破局すれば、「収入18%減」の衝撃…最新研究が暴いた職場の真実!
  • 金正恩、“聖人アピール”の裏で露骨な野心!派兵記念館で“温情演出”…「朝露の前進は誰にも止められない」と豪語

こんな記事も読まれています

  • 「見た目が不評なのに売れた?」BMW「XM」がウルス&プロサングエを抑えスーパーSUV販売1位
  • 「もうポルシェといえばEV?」…内燃機関が減り、ブランドの“新しい顔”が生まれた!
  • 「終章のトゥアレグ」フォルクスワーゲンがICEモデルに別れを告げる…23年の軌跡と新たな出発
  • 「日本市場まで陥落!」BYDが“電気自動車の墓場”でシェア6%突破…次の一手は?
  • 「絶対生きられないはずが…」あの“氷の国”でシマカ3匹を確認!深刻な地球温暖化の影響か?
  • 「食前vs食後」脂肪と血糖値に効く、最強の“お散歩タイミング”とは?
  • 「上司と恋愛=年収6%UP!?」でも破局すれば、「収入18%減」の衝撃…最新研究が暴いた職場の真実!
  • 金正恩、“聖人アピール”の裏で露骨な野心!派兵記念館で“温情演出”…「朝露の前進は誰にも止められない」と豪語

おすすめニュース

  • 1
    「危機の中にチャンスあり?」ビットコイン、弱気相場の裏で専門家は“反発予想”

    ニュース 

  • 2
    【米株上昇】ホワイトハウスが米中首脳会談を発表…“不透明感払拭”で市場に追い風

    ニュース 

  • 3
    【強気相場】米株好調に仮想通貨市場も活気!ジャオ氏恩赦報道でBNBコインが暴騰

    ニュース 

  • 4
    「あと1秒遅ければ…」イヤホン女性、電車に気づかず線路へ!警備員の“神の反射神経”で九死に一生

    フォトニュース 

  • 5
    「見た目が不評なのに売れた?」BMW「XM」がウルス&プロサングエを抑えスーパーSUV販売1位

    フォトニュース 

話題

  • 1
    「もうポルシェといえばEV?」…内燃機関が減り、ブランドの“新しい顔”が生まれた!

    フォトニュース 

  • 2
    「薬物密輸は死を意味する!」米軍が太平洋で“無慈悲な爆撃”敢行…逃げ場のない制裁が始まった

    ニュース 

  • 3
    「終章のトゥアレグ」フォルクスワーゲンがICEモデルに別れを告げる…23年の軌跡と新たな出発

    モビリティー 

  • 4
    「ロシアには罰が必要だ!」トランプ氏、プーチンの“偽りの和平”を断罪…石油大手を“制裁リスト入り”で見せた本気

    ニュース 

  • 5
    「日本市場まで陥落!」BYDが“電気自動車の墓場”でシェア6%突破…次の一手は?

    フォトニュース 

シェア

[cosmosfarm_share_buttons url="https://dailyview.net" title="ピッコン" align="center"]