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海の支配者なのに可愛い!シャチたちの海藻マッサージ?バランスゲーム? 謎行動に研究者も仰天

有馬侑之介 アクセス  

引用:クジラ研究センター
引用:クジラ研究センター

世界の海を支配する最強の捕食者であるシャチが互いに「マッサージ」をし合うという興味深い研究結果が明らかになった。米国のクジラ研究センターの研究チームは最近、シャチが昆布などの海藻を「道具」として使い、互いの体をこすり合う行動をとることを生物学誌『カレントバイオロジー(Current Biology)』最新号で報告した。

このシャチの特異な行動は、米国ワシントン州とカナダのブリティッシュコロンビア州に接する太平洋のセイリッシュ海で観察された。研究チームがドローンで撮影し分析したところ、シャチが昆布などの海藻を口でちぎり、その断片を互いの体に押し付けたりこすり合わせたりする様子が捉えられた。研究チームは2024年のわずか2週間で30件もの事例を記録し、この興味深い相互作用を「アロケルピング(allokelping)」と名付けた。

引用:クジラ研究センター
引用:クジラ研究センター

研究を率いたマイケル・ワイス博士は「普段からセイリッシュ海のシャチの群れをドローンで観察していたが、数頭のシャチが何かをくわえて最長15分間も互いの体をこすり合わせるのを発見した」と述べ、「これは互いの皮膚の衛生管理だけでなく、群れの仲間との社会的絆を深める方法だと結論づけた」と説明した。さらに「今回の発見は、クジラなどの海洋哺乳類が物体を手入れの道具として使用するのを目撃した初めての事例だ」と付け加えた。

研究チームによると、アロケルピングは地域のシャチの群れ内で性別や年齢に関係なく観察されたが、親族や同年齢のシャチ間でより頻繁に見られたという。また、古い皮膚が剥がれ落ちる脱皮中のシャチほどこの行動を多く示した。

引用:Pacific Whale Watch Association
引用:Pacific Whale Watch Association

以前、セイリッシュ海のシャチの群れは、サケを頭にのせて泳ぐ奇妙な行動で注目を集めていた。この一見不可解なシャチの行動が初めて目撃されたのは1987年、米国ワシントン州沿岸だった。当時、メスのシャチ1頭が死んだサケを鼻の上に乗せてバランスを取りながら泳ぎ始め、この行動はシャチの群れ内で流行し、彼らの間で「ファッショントレンド」となった。このシャチの行動は1年間続いた後、流行が終わったかのように姿を消したが、昨年10月に再びセイリッシュ海で目撃され、レトロファッションのように復活した。専門家たちはこのシャチの行動を一種の「遊び」ではないかと推測している。

一方、シャチはその特徴的な外見から人気が高いが、実際には世界の海を支配する捕食者である。凶暴なホホジロザメを真っ二つにする力を持つシャチは、アザラシやペンギンはもちろん、同じ仲間のイルカまで捕食する。そのため、英語では「キラーホエール(Killer Whale)」と呼ばれている。特にシャチは非常に高い知能を持ち、完璧な捕食者として知られる。狩りの際は容赦ないが、家族への愛情は非常に強い。

有馬侑之介
arimay@kangnamtimesjp.com

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