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2025年07月22日火曜日
ホームニューストランプ「全力で救う」 UAE滞在アフガン難民に迫る本国強制送還の危機

トランプ「全力で救う」 UAE滞在アフガン難民に迫る本国強制送還の危機

引用:The White House*この画像は記事の内容と一切関係ありません
引用:The White House*この画像は記事の内容と一切関係ありません

ドナルド・トランプ大統領は20日(現地時間)、アフガニスタン戦争時に米軍を支援し、タリバン政権樹立後にアラブ首長国連邦(UAE)で難民生活を送っていたアフガン人が、最近本国への強制送還の危機に直面していることについて、彼らを救出する意向を示した。

Newsisの報道によると、トランプ大統領はこの日、自身のSNS「トゥルース・ソーシャル」で、UAEの難民キャンプで暮らすアフガン人の米軍協力者とその家族が今週中に本国へ追放されるとの通知を受けたという報道を引用し、「今から彼らの救済に全力を尽くす」と述べた。

ただし、トランプ大統領は彼らの米国への亡命許可や第三国への移住支援など、具体的な対応策については言及しなかった。

UAEは2021年に米軍がアフガニスタンから撤退した後、アフガン戦争時に米軍を支援したアフガン人とその家族を難民として受け入れ、アブダビの難民キャンプで生活させていたが、最近になって彼らにアフガニスタンへの帰国準備を指示したとされる。

アフガニスタンの人権状況を担当する国連のリチャード・ベネット特別内部告発者は前日、この報道に対して「深い懸念を表明する」と述べ、UAE政府に追放計画の中止を求めた。

ベネット氏は「アフガニスタンは安全な場所ではなく、強制送還される人々は迫害や暴力的な報復の危険にさらされている」と警鐘を鳴らした。

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