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調整局面入り? ビットコイン、大量資金の移動確認…10万9,000ドル下落の警戒も

竹内智子 アクセス  

暗号資産ビットコイン(BTC)の価格は、ここ数日間、11万7,000ドル(約1,730万7,151円)から12万ドル(約1,775万924円)の間で方向感を失い、上下に推移している。

一部の市場関係者の間では、こうした停滞が短期調整の前触れである可能性が指摘されている。特に、一部のアナリストはビットコインが当面10万9,000ドル(約1,612万3,756円)まで下落する可能性を示唆している。

引用:記事の内容と関連しAIツールで作成されたイメージ
引用:記事の内容と関連しAIツールで作成されたイメージ

27日(日本時間)、ニュースBTCなどの報道によれば、公認市場技術アナリスト(CMT)のアクセル・キバル氏は、最近、X(旧Twitter)上でビットコインのチャートに逆ヘッド・アンド・ショルダー(Inverse Head and Shoulders)パターンが形成されていると指摘し、その結果が一般的な上昇シナリオとは異なる可能性があると警告した。

このパターンは通常であれば相場の上昇転換を示す技術的構造とされるが、キバル氏は「今回は教科書通りのラリーではなく、戻りと再確認の動きが出る可能性が高い」と分析している。

逆ヘッド・アンド・ショルダー・パターンは、中央の最も低い「ヘッド」と、その両側に位置する相対的に高い二つの「ショルダー」から構成される。このパターンの「ネックライン」を突破すると上昇シグナルと解釈されるが、キバル氏は多くの場合、突破後に戻りが発生すると説明している。

特に、同氏は2017年5月以降のビットコイン価格の動向を根拠に、「タイプ1」の直線的上昇よりも、「タイプ2」の戻りを経た上昇がより頻繁に見られたと分析している。

27日午後4時40分時点のビットコインの価格は、前日比0.71%高の11万8,204ドル(約1,748万2,364円)を記録した。25日には11万5,000ドル(約1,704万6,764円)台まで下落したが、やや回復した。ただし、上昇の勢いは強いとは言いがたい状況である。

したがって、キバル氏の分析に従えば、ビットコインは再び10万9,000ドル付近まで調整される可能性がある。これは、現状の価格から5%以上の下落を意味する。

今回の下落圧力には、短期的に取引所へ資金が移動する動きも影響していると見られる。過去24時間で大量のビットコインが中央集権型取引所に移され、売り圧力が増大した形跡が確認されている。市場がこれを消化する過程で、価格が下限支持線まで押し下げられる可能性があるとの懸念が浮上している。

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