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2025年08月04日月曜日
ホームトレンド「搬送中の救急車内で集団暴行」インドで26歳女性が体力検査中に失神、意識戻ると“3〜4人に襲われた”

「搬送中の救急車内で集団暴行」インドで26歳女性が体力検査中に失神、意識戻ると“3〜4人に襲われた”

インドで、国家防衛軍の体力検査中に失神した女性が、搬送される救急車の中で集団による性的な暴行を受けるという信じがたい事件が発生し、国中に衝撃が走っている。

引用:Business Standard
引用:Business Standard

現地メディア『タイムズ・オブ・インディア』などによると、被害者のAさん(26)は今月24日、ビハール州ガヤーで国家防衛軍の新兵募集に伴う体力検査を受けていた最中、強烈な暑さの中で熱中症の症状を訴えて倒れた。

意識を失ったAさんは、検査場に待機していた救急車で近くの病院へと搬送された。しかし搬送後、病院で意識を取り戻した彼女は「救急車の中で3〜4人の男に性的な暴行を受けた」と証言。事件の全容が明らかになり始めた。

警察の調査により、搬送ルートにも不可解な点が浮かび上がった。病院までわずか3.5km、通常なら10分もかからない距離にもかかわらず、救急車は異常に長い時間をかけて移動していた。実際に防犯カメラ映像では、救急車が最短経路を外れ、不自然なルートで走行する様子が確認されている。

捜査にあたった特別チームは、救急車の運転手と整備士の2名をすでに逮捕。容疑者は最大4人に上る可能性があるとされる。当時、救急車には女性スタッフが同乗していなかったことも問題視されている。

この事件が報じられると、インド国内では怒りと絶望の声が噴出した。野党指導者のテジャシュウィ・ヤダヴ氏はナレンドラ・モディ首相に公開書簡を送り、「母、姉妹、娘、そして無垢な少女たちの尊厳が毎日踏みにじられている」と非難した。

ローク・ジャンシャクティ党(LJP)のチラグ・パスワン代表も「事件は許しがたい。だが根本的な問題は、なぜ同じような犯罪が繰り返されているのかにある」と述べ、政府に対し抜本的な対策を求めた。

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