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「プーチンと何が違う?」の声に屈す、国民の怒り受けたゼレンスキー大統領、反腐敗機関への介入を断念し独立性回復へ

有馬侑之介 アクセス  

「プーチンか」怒れるウクライナ国民の“野火のような民意”にゼレンスキー大慌て、急遽「原状回復」へ

引用:stratfor
引用:stratfor
引用:X(旧 Twitter)
引用:X(旧 Twitter)

「民主主義の勝利だ」

反汚職監視独立機関に対する監督権限の強化を図ったウクライナのボロディミル・ゼレンスキー大統領は、野火のように広がった国民の怒りに驚き、慌てて法案を「原状回復」した。

31日(現地時間)、ウクライナ議会は、国家反汚職局(NABU)および反汚職特別検察局(SAPO)の独立性を回復する法案を可決した。

定数450議席のウクライナ議会は、この日、2022年のロシア侵攻以降初めて生中継された会議において、ゼレンスキー大統領提出の法案を賛成331票、反対0票で可決した。

この法案は、大統領任命の検事総長がNABUとSAPOの事件を移送する権限や検察官の再配置権限を取り上げ、両機関の独立性を回復する内容となっている。

ユリア・スビリデンコ首相は、法案可決後の声明で「新たな法案は反汚職機関への干渉リスクを排除し、法執行システム全体を強化する」と述べ、「社会と欧州のパートナーの期待に応える明確な回答だ」と語った。

ゼレンスキー大統領の首席補佐官アンドリー・イェルマクはSNSで「全員が勝者だ」、「何よりも民主的なウクライナが勝者だ」と投稿した。

欧州連合(EU)拡大担当委員マルタ・コスは議会採決後、X(旧Twitter)で「有害な法案の回復を歓迎する」と述べ、「本日の法案で核心的なセーフガードは回復されたが、まだ課題は残っている」と語った。

引用:TRT Grobal
引用:TRT Grobal

ゼレンスキー大統領はこれに先立つ22日、検事総長に両機関への強化された監督権限を認める法案に署名していた。

ユーロマイダン革命と国際社会の圧力により設立された両機関の独立性が制限される危機に直面し、ウクライナでは2022年2月の戦争勃発以来初めて、これに反対する反政府デモが起きた。

デモ参加者たちは「プーチンと何が違うのか。独裁者ゼレンスキー」「ロシアへようこそ」「汚職に拍手」「歴史の後退、民主主義の逆行」などとゼレンスキー大統領を非難した。欧州主要国も次々と圧力をかけた。

これを受け、ゼレンスキー大統領は2日後の24日、NABUとSAPOの独立性を回復する修正法案を議会に提出し、事態の鎮静化に乗り出した。

有馬侑之介
editor@kangnamtimes.com

コメント2

300

コメント2

  • あれよ あれよ

    ゼレンスキーですが、腐敗した 政治を正し、自分は1期のみにて、止めると宣言したが 任期を過ぎても止めず、増々腐敗は酷く成って居る

  • 竹内正気

    万引きして捕まり、商品を返せば罪が消えるわけでは無い。政治家の発言はその政治家の思考を反映したもので、発言を取り消せば、思考迄が消えるわけでは無い。勿論ゼレンスキーだけの問題でなく、我が国でもしばしば見られるが。私はゼレンスキーの正体を見た気がしました。諸兄は如何ですか?

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