「風に当たりたくて盗んだ」男の一言が波紋


7月22日、韓国警察庁がYouTubeチャンネルを通じて、防犯カメラに映ったバイク窃盗犯の追跡・逮捕の一部始終を公開した。
動画によると、最近韓国のキョンギド・ウィジョンブ市でバイク窃盗事件が発生したとのことだ。
当時の様子は、付近の防犯カメラにそのまま撮影されていた。
防犯カメラには、あるバイク運転手が路上にバイクを一時停車させ、店主らと話している間に、通行中の男がバイクをそのまま乗り込んで逃走する場面が捉えられていた。
通報を受け出動した警察は、バイクで逃走中の男を発見し、停車を命じたが、男はこれを無視して逃走を続けた。
男は赤信号も無視して交差点を通過し、猛スピードで走行。その過程で他のバイクと衝突しそうになる危険な場面もあった。
警察は、予想される逃走経路にパトカーを配置し、進路を封鎖しようとしたが、男は危険な車線変更でこれをかわし、逃走を続けた。
結局、警察はスピードを上げてバイクを追い越し、逃走経路を完全に遮断。8km以上に及ぶ逃走の末、男は窃盗及び無免許運転の容疑で逮捕された。
男は警察の取り調べで、「風にあたりたかったからバイクを盗んだ」と供述したという。
この動画を見たネットユーザーからは、「警察官の方々に安全に検挙してくれて感謝する」「バイクの持ち主は本当にびっくりしただろう」「事故なく逮捕できてよかった」「風にあたりたかったなら拘置所の風にあたればいい」などの反応を見せた。
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