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2025年08月04日月曜日
ホームトレンド「食品用冷蔵庫にマルチーズ」動物虐待で波紋広がる中、「あの子を守りたかった」飼い主の涙の弁明と捜査の行方

「食品用冷蔵庫にマルチーズ」動物虐待で波紋広がる中、「あの子を守りたかった」飼い主の涙の弁明と捜査の行方

引用:SNS
引用:SNS

各地で猛暑が続く中、釜山のあるピザ店で犬が冷蔵庫に入れられている様子が目撃され、動物虐待の疑いで物議を醸している。

釜山中部警察署は7月31日、動物虐待の疑いがあると29日午後8時10分頃に通報を受けたと明らかにした。ピザ店の冷蔵庫内に犬1匹がいるのを発見し、飼い主による虐待の可能性があるとの内容だった。

警察が現場を確認したところ、冷蔵庫内は極端に低温というわけではなかった。警察は飼い主に対し、動物保護法違反の疑いで調査を進める方針だ。

韓国の聯合ニュースによると、該当の犬は11歳のメスのマルチーズで、名前は「クッキー」という。

「クッキー」の飼い主である60代女性のA氏は聯合ニュースの取材に応じ、「急性心臓病を患うクッキーの容態悪化を懸念して取った行動だ」と説明した。A氏によると、クッキーは最近1週間、急性心臓病で動物病院に入院し、治療を受けてようやく退院したばかりだったという。

A氏は「獣医から暑さがクッキーにとって致命的だと言われた」と述べた。店のエアコンが故障したため、冷蔵庫の下段にクッションを敷き、クッキーを一時的に入れては出すことを繰り返したという。

A氏は「食品用の冷蔵庫にクッキーを入れたのは不適切だった」と認めた上で、「猛暑の中、家族同然のクッキーに何かあってはと焦ってしまった。お客様には申し訳ない」と謝罪の言葉を述べた。

専門家によると、急性心臓病を患う高齢犬は猛暑に弱く、特別なケアが必要だという。暑さで呼吸困難や血圧上昇などの症状が現れる可能性があるため、高齢犬の暑さ対策には冷却パッドなどを使用するのが良いとされている。

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