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中国、空母「福建」の電磁カタパルトを初披露!世界で米中だけの“先端軍事技術”を誇示

竹内智子 アクセス  

建軍節に合わせて艦載機の発艦映像を公開 「技術大国」アピール

3隻目の空母「福建」、今年就役予定

引用:中国中央テレビ(CCTV)
引用:中国中央テレビ(CCTV)

中国が、これまで米海軍のみが保有してきたとされる電磁カタパルトを搭載した空母「福建」の訓練映像を初めて公開した。電磁カタパルトは、短い滑走路しかない空母上で艦載機の離陸を補助する装置で、高度な技術を要するため、実用化しているのは現在、米海軍のみとされてきた。中国はこれに対抗し、数十年をかけて独自の技術開発に取り組んできたとみられる。

中国中央テレビ(CCTV)は今月1日、中国人民解放軍の建軍98周年を記念して「攻堅(難関突破)」と題する映像を公開した。その中で、中国の第3空母「福建」から最新鋭の戦闘機が電磁カタパルトを使って発艦する様子が映し出された。

引用:YouTube

米海軍の多くの空母では従来型の蒸気式カタパルトが使用されており、英国やロシアの空母に至ってはカタパルト自体が搭載されておらず、「スキージャンプ台」と呼ばれる滑走路の先端を斜めに上げた方式で対応している。電磁カタパルトを本格的に運用している空母は現在、米海軍の「ジェラルド・R・フォード」のみとされており、「福建」が実用段階に入れば世界で2番目となる。

福建は、ウクライナから導入・改造された「遼寧」、そして国産の「山東」に続く中国の3番目の空母となる。昨年5月以降、黄海を含め8回の洋上訓練を行い、年内にも正式に就役する予定とされる。遼寧や山東はスキージャンプ型の発艦方式だが、福建は電磁カタパルトの採用により、より迅速な作戦展開が可能になるとみられる。

一方、米ウォール・ストリート・ジャーナル(WSJ)は3日(現地時間)、米国の造船業の現状について「軍艦の建造だけでなく、維持・修理においても技術面で深刻な遅れがある」と報じた。

WSJによると、1986年に就役したロサンゼルス級原子力潜水艦「USSヘレナ」の修理作業中、海軍技術兵のティモシー・サンダース氏が感電死する事故が発生し、この背景には、1990年代に空母や潜水艦を整備する公共造船所の数が半減されたことがあるという。

米海軍関係者によれば、昨年だけで米軍の駆逐艦の修理が遅延した日数は合計で2,633日に上った。また、上陸艦の整備不備により、海兵隊が予定通りに訓練を行えなかったケースもあったとされる。米保守系シンクタンク、ハドソン研究所の関係者は、「長期間にわたる修理は結局、時間と金の無駄遣いに終わった」と指摘している。

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