
タレントのイム・ソンフンが、放送スケジュールのため両親の臨終に立ち会えなかった過去を明かした。
Newsisの報道によると、イム・ソンフンは13日に放送されたtvNバラエティ番組『ユ・クイズ ON THE BLOCK』に出演し、放送への思いを語った。
イム・ソンフンはSBS『瞬間捕捉 世の中にこんなことが』の収録前日に、母が亡くなったという知らせを受けたが、収録をすべて終えてから母のもとへ向かったという。
彼は「一晩中泣き続けて、目がひどく腫れ上がった。放送に出られる顔ではなかったが、歯を食いしばって収録をこなした」と振り返った。さらに「番組で4本のアイテムを収録したが、その中に母と息子の話があった。息子が親孝行する場面で、こらえていた涙が一気にあふれた」と語った。
彼は「母は生前、『放送を最優先にしなさい』と常に言っていた。『世界にこんなことが』の収録前日に母の訃報を受け、その言葉を思い出して収録を終えてから(母がいる)カナダへ向かった。夜通し泣いたが、母はきっと拍手してくれると思った」と話した。
また、父も生放送中に亡くなったことを明かした。
「放送を終えて外に出たら、すでに亡くなっていた。息子としては大きな過ちだが、母は僕が放送していることを誇りに思ってくれていた。常に最後まで放送を優先しろと言っていた」と述べた。
最後にイム・ソンフンは「母が愛した番組を、最後までしっかり続けたい。失望させることはない」と強い意志を示した。
注目の記事