
ドナルド・トランプ米大統領は18日(現地時間)、ウクライナ戦争終結に向け、まずロシアとウクライナの首脳が交渉し、その後自らも参加する3者会談が開催されると明らかにした。
海外メディア『ニューシス』によると、トランプ大統領はこの日、ホワイトハウスでウクライナのウォロディミル・ゼレンスキー大統領および7人の欧州首脳との会談後、自身のSNS「トゥルース・ソーシャル」において「会談ではウクライナの安全保障について議論した。この保障は複数の欧州諸国が米国と協力して提供することになる」と投稿した。
さらに「全員がロシアとウクライナ間の平和の可能性を歓迎している」と満足感を示した。
トランプ大統領は会談を一時中断し、ロシアのウラジーミル・プーチン大統領とも直接連絡を取ったという。
彼は「会談の最後にプーチン大統領に電話し、プーチン大統領とゼレンスキー大統領の会談調整を開始した。会談場所は後日決定する」と説明した。
また「その会談後、我々は3者会談を開催する予定だ。両大統領に加えて私も参加する」と付け加えた。
ロシアとウクライナの首脳がまず会談し交渉を進め、両国間の隔たりを確認した後、仲介者として自ら参加し和解を導くという構想のようだ。
トランプ大統領は「これはほぼ4年間続いた戦争に対する非常に良い第一歩だ」と強調した。
プーチン大統領とゼレンスキー大統領の2者会談では、平和協定の主要な争点である領土交換問題が集中的に議論される見通しだ。
ロシアは未占領地域を含め、ウクライナ東部の「ドンバス(ドネツク・ルハンスク)」地域の割譲を主張している。一方、ウクライナはロシア軍が占領していない地域は譲れないとの立場だ。
ゼレンスキー大統領はこの日、ホワイトハウスでトランプ大統領との2者会談後、「領土などのあらゆる微妙な問題については3者会談で首脳レベルで議論する」と述べた。
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