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ロシア外相「ゼレンスキーは全てにノー」プーチンとの対話消滅寸前…トランプ仲介も限界か

望月博樹 アクセス  

引用:axious

ドナルド・トランプ米大統領が15日に予告した「2週間以内のロシア・ウクライナ首脳会談」の実現は、ますます不透明になっている。トランプ大統領はウクライナ戦争の和平協定の進展が遅いことに不満を示し、仲介役から手を引く可能性を示唆した。ロシア側からも「ウラジーミル・プーチン大統領はボロディミル・ゼレンスキー・ウクライナ大統領と会う準備が全くできていない」との発言が出た。

トランプ大統領は22日、ホワイトハウス前の「ザ・ピープルズ・ハウス」を訪れ、「彼ら(プーチン大統領とゼレンスキー大統領)は油と酢のように、決して混ざり合わない」と述べた。15日にアラスカでプーチン大統領と会談した後は、ゼレンスキー大統領を含む欧州各国首脳との会談に乗り出し、和平交渉を主導してきた。しかしロシアとウクライナの双方が対立する条件を突きつけており、首脳会談の調整は難航しているとみられる。さらに記者団に対してトランプ大統領は「2週間後に極めて重要な決定を下す」とし、「大規模な制裁や関税の導入、両方あるいは、これはあなた方の戦争だとして何もしない選択肢もある」と語った。ロシアへの追加制裁と、ウクライナを単独で戦わせる可能性の双方を残した発言と受け止められる。

セルゲイ・ラブロフ外相は同日、米NBCの「ミート・ザ・プレス」のインタビューで「プーチン大統領は、会談の議題がすべて整えばゼレンスキー大統領と会う用意がある。しかし現時点では何一つ準備されていない」と述べ、「ゼレンスキー大統領はすべてにノーと言っている」と批判した。

ロシアはウクライナ東部ドンバス地域の領有権を譲らず、直接交渉に曖昧な態度を取り続けている。18日にトランプ大統領はプーチン大統領との電話会談後、「プーチン大統領は直接対話に前向きだ」と述べたが、その翌日、ラブロフ外相は「会談は必要な手続きを踏んで段階的に準備されるべきだ」と発言し、早期開催の可能性を低く見積もった。ゼレンスキー大統領は同日、「ロシアは和平会談を阻止するために全力を尽くしている」と非難した。

トランプ大統領と日常的に連絡を取っているとされるアレクサンデル・ストゥブ・フィンランド大統領は23日、国営放送YLEのインタビューで「先週21日夜に交わした会話から、トランプ大統領の忍耐が限界に近づいていると感じた」と語った。その上で「プーチン大統領とゼレンスキー大統領が10日以内に会談する可能性は低い。その頃にはトランプ大統領の忍耐は完全に尽きているだろう」と述べた。

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