タイのプーケットで外国人観光客4人が相次ぐ海難事故で死亡し、安全管理への不安が旅行者の間で広がっている。
香港のサウス・チャイナ・モーニング・ポスト(SCMP)が現地時間27日に報道した内容によると、60代のスウェーデン人男性が20日、プーケット南西部の浅瀬で倒れて亡くなった。この男性は、大人の膝ほどの深さの海水中で、前方に倒れて死亡したと伝えられている。

21日午前0時30分頃には、35歳のロシア人男性が、恋人と一緒にプーケット北西部のビーチで泳いでいた際、大波にさらわれた。恋人は、男性が彼女を海岸に押し出した後に荒波に流されたと証言しており、その後、浜辺で男性の遺体が発見された。
さらに同日、南西部の海岸で外国人男性2人が溺れているところを地元住民に救助されたが、1人が死亡し、もう1人は病院に搬送されたものの重体だという。
翌22日には、プーケット南西部のビーチに20代のアメリカ人男性の遺体が打ち上げられた。警察は、男性の死因を特定するため、周辺の防犯カメラの映像や目撃者の証言を調査中だ。
このように、3日間で4人が相次いで命を落としたことで、プーケット旅行を予定している観光客の間で不安が広がっている。
プーケットは6月から10月が雨季で海は荒れやすく、強風によって離岸流(海岸から沖へ向かう強い流れ)が頻繁に発生するため非常に危険だ。さらに、猛毒を持つ海洋生物も現れることがあり、安全面への懸念が高まっている。
これを受け、プーケット当局はビーチの監視員を増員し、警告旗や標識の設置を強化している。また、ホテルやリゾートの宿泊客に対し、警告を守り、パトロール区域内でのみ泳ぐよう呼びかける啓発キャンペーンを展開中だ。
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