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麻原彰晃の娘、「韓国入国を門前払い」…“犯罪者の娘”としての過酷な人生を描いた映画の行事に参加予定だった

有馬侑之介 アクセス  

引用:Youtube@괴인협회
引用:Youtube@괴인협회

16人が死亡した「地下鉄サリン事件」などで死刑判決を受け、2018年に刑が執行されたオウム真理教元代表・麻原彰晃(本名・松本智津夫)の三女が、韓国に入国しようとした際に空港で拒否されていたことが分かった。

29日、テレビ朝日などが報じたところによると、三女の松本麗華氏は27日、羽田空港から韓国へ出国する予定だったが、空港職員から「出国できない」と告げられたという。

正確な理由は明らかになっていないが、航空会社カウンターの職員が在韓国日本大使館に連絡し、「松本氏は入国できない」と告げられたとテレビ朝日が報じた。

松本氏は「どこに問い合わせても『担当ではない』と言われる」と述べ、「松本麗華という名前がこの国でどのように扱われているのか調査する必要がある」と声を上げた。

さらに、「私だけでなく、多くの加害者の家族にも何らかの立場があるはずだ」とし、「生きる力を奪われる」と嘆いた。

松本氏は2017年にも韓国への入国を試みたが、果たせなかったとテレビ朝日が伝えた。

彼女はEBS国際ドキュメンタリー映画祭に招待され、韓国に入国する予定だった。8月25日から31日まで開催される映画祭には、彼女が出演したドキュメンタリー映画『私が彼の娘だ(韓国語原題訳)』が競技部門「フェスティバル・チョイス」に出品されていた。

この映画は1983年生まれで、1995年の東京地下鉄サリン事件当時13歳だった松本氏が20年以上にわたり歩んできた人生を振り返る。

彼女は麻原彰晃逮が逮捕された後、各級学校への入学を拒否され、通信制学校で学ばざるを得なかった。2004年、東京和光大学を受験し試験成績では合格圏内だったが、大学側は「大学の平穏な環境を保てない」として入学を認めなかった。それ以外にも、アルバイト中に麻原彰晃の娘であるという理由で解雇されるなど、生活に数々の困難があった。

彼女は心理カウンセラーとして働きながら、2015年に自伝的な書籍を出版し、講演など様々な活動を行っている。幼少期に体験したオウム真理教内部の話や、娘として記憶する父・麻原彰晃の姿を、著書やインタビューを通じて伝えてきた。

オウム真理教内部で後継者として指名されたという疑惑については、「幼かったので実権はなく、虐待に過ぎなかった」と否定している。各種インタビューなどを通じて「自分の人生を生きたい」と訴えているが、いまだに「極悪非道な犯罪者の娘」という影から逃れられず、世間の非難にさらされ続けている。

映画祭側は、この映画が松本氏の苦闘や心情を描くとともに、彼女の活動によって生存被害者が感じる心理的衝撃についても問いかけると説明している。

「加害者の娘」ドキュメンタリー公開…映画祭招待

一方、麻原彰晃は1987年に東京でオウム真理教を設立し、その勢力を拡大させた。その後、オウム真理教が各種犯罪に関与し捜査対象となると、警察の捜査を妨害するため、1995年3月20日午前8時頃、東京地下鉄丸ノ内線、日比谷線、千代田線の複数車両に同時多発的にサリンガスを散布した。

政府の主要省庁や官公庁が密集する地域の通勤路を狙ったテロで、世界初の不特定多数を対象とした化学兵器テロとなった。この事件で計14名が死亡し、6,300人以上が負傷した。

この事件で逮捕された麻原彰晃は死刑判決を受け、20年以上服役した後、2018年に刑が執行された。オウム真理教はテロ組織として指定され、強制解散し、これに関連して13名の死刑が確定した。

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