
ドナルド・トランプ米大統領は13日(現地時間)、現在建設が進められているホワイトハウスの新宴会場について、当初予定されていた650人収容規模から約40%増の900人規模になると発言した。
トランプ大統領は同日、NBCとの電話インタビューで、建設現場に重機やトラックが並ぶ様子を背景に、総額2億ドル(約300億円)規模のプロジェクトについて言及し、拡張工事が進行中であることを明らかにした。
この新宴会場は、フランクリン・ルーズベルト大統領が1942年に東館を拡張して以来、ホワイトハウス外観における最大の変化となり、歴史的な転換点になるとみられている。
米誌『ニューズウィーク』は14日、この計画を報じ、「新宴会場はホワイトハウスでの大規模な外交行事や国家行事の開催方法を根本的に変えるだろう」と評価した。特に、これまでトランプ大統領が「品位を欠く」と批判していた、外国首脳らを招く際のサウスローンでの仮設テント設置は不要になる見通しだ。
ホワイトハウス東館で現在建設が進められている新宴会場は、約9万平方フィート(約8,360㎡)規模で、これまでファーストレディや職員の執務スペースとして利用されてきた。
現在使用されている宴会場「イーストルーム」は収容人数が約200名にとどまっており、大規模行事に対応できる新施設の必要性が指摘されていた。
工事はトランプ政権の任期が終了する2029年初めの完成を目標としており、工期は約4年を見込む。拡張工事費用はトランプ大統領本人および個人寄付者からの寄付によって賄われる予定だ。
コメント0