メインメニューへスキップ(上段) メインコンテンツへスキップ メインメニューへスキップ(下段)

【コーヒーショック】トランプ高関税と干ばつでコーヒー価格21%急騰!1997年以来の異常事態、家計直撃か

荒巻俊 アクセス  

ドナルド・トランプ政権の高率関税措置と気候変動による生産量減少が重なり、コーヒー豆価格が高騰を続けている。これにより、コーヒー愛好家の家計はさらに圧迫されることが予想される。

引用:depositphotos
引用:depositphotos

16日(現地時間)、ブルームバーグ通信は、スターバックスなど主要コーヒーチェーンが使用するアラビカ種の先物価格は1ポンド当たり4.24ドル(約623円)に上昇し、2月に記録した史上最高値の4.29ドル(約630円)に迫っていると報じた。コーヒー先物は今後のコーヒー価格を決定する指標であり、先月初め以降、約50%上昇している。

コーヒー先物価格急騰の主な要因は、不安定な在庫状況にある。世界最大の生産国であるブラジルでは天候がさらに不安定化し、作柄が悪化した。その結果、アラビカ種の在庫は昨年4月以来の最低水準に落ち込んでいる。市場はブラジルの気象予報に神経を尖らせている。

気象予報専門会社クリマテンポ(CLIMATEMPO)の気象学者ナディアラ・ペレイラ氏は報告書で「南東部のコーヒー栽培地域における予想降雨量は、土壌の水分を回復するにはまだ不十分」と指摘している。これは、今後ブラジル産コーヒー豆の在庫が不安定になりやすいことを示唆している。

ブルームバーグ通信は「関税と干ばつにより、世界最大の生産国ブラジルのコーヒー豆供給が減少するとの懸念から、投資家が積極的に買いに乗り出しており、価格が乱高下している」と分析した。

特に米国は消費する豆の約3分の1をブラジルから輸入しているため、小売部門が直撃を受けている。米労働統計局によると、8月の食料品店での挽きコーヒー価格は11日時点で1ポンド当たり8.87ドル(約1,303円)で史上最高を記録。コーヒーの消費者物価指数(CPI)も前年同期比21%上昇し、1997年以来最大の上昇率を示した。

トランプ政権による高率関税措置が導入されて以降、米国向けのコーヒー出荷量は既に減少が顕著であり、供給量減少の影響がさらに高まっている。貿易支援サービスを手掛ける株式会社Visionは、今年に入ってブラジルから米国向けのコーヒー出荷量は半減し、先月は前年同期比で75%急減したと分析している。

ロイター通信は「コーヒーは米国の食品価格を持続的に高水準に保つ品目の一つ」とし、「関税導入以降、出荷が途絶えたため、現地のロースター(卸売業者)は取引所の認証在庫を含め、確保可能な量を急いで買い付けている」と報じた。

これまで余剰在庫が供給減少の影響を緩和してきたが、この状況が続けばコーヒーの小売価格上昇が余儀なくされる。INGグループの食品・農業担当チーフエコノミスト、タイス・ヘイエール氏は「米国民がこれまでと同様にコーヒーを消費すれば、在庫には限界がある」とし、「追加出荷は必須だが、問題はその量をどこから確保できるかだ」と指摘している。

荒巻俊
aramakis@kangnamtimesjp.com

コメント0

300

コメント0

[ニュース] ランキング

  • 「米韓同盟の弱点露呈!」北朝鮮ハッカー、“韓国独自ワード”の脆弱性を悪用、10年間長期潜伏
  • 「ウクライナ戦争がきっかけ?」北朝鮮とロシア、“1.3kmの新道路橋”で密輸・貿易拡大か
  • 「理想の同居人、月7万円から!」家事も雑談もこなす“AI家政婦ロボ”登場、米国で早くも注文殺到
  • 「拘束しておいて理解?」ジョージア州知事、“トランプ氏は韓国人技術者ビザの重要性を理解”と主張
  • 「もっと早く月に行ける!」スペースX、NASAの批判に“スターシップ単独ミッション”で反撃…米中‟月争奪戦”が過熱
  • 「経済政策に不満爆発!」トランプ氏、就任1年もたたず支持率急落…“中間選挙惨敗”の現実味が増す

こんな記事も読まれています

  • ボルボ、初の電動旗艦「ES90」発表 NVIDIA搭載で新時代へ
  • ブルーノ・マーズ、華麗な舞台裏に響くエンジンの旋律 感性で満たされた“走るミュージアム”
  • トヨタ新型「カムリGT-Sコンセプト」登場…合理を超えた感性の“スポーツセダン”
  • 名前だけで40種類!?「ADASの呼び名」がメーカーごとにバラバラな“本当の理由”
  • EXOファンミーティング、先行販売で完売!その裏に潜む驚愕の事情とは?
  • 『憎たらしい愛』で見せるイ・ジョンジェの新たな魅力「驚くほどかわいい」
  • 「離婚なのにPPL」…国民的男性歌手に「偽装離婚説」が浮上
  • キム・ヘス、「2025 MAMA AWARDS」2日目のホストに決定…パク・ボゴムに続きフィナーレを飾る

こんな記事も読まれています

  • ボルボ、初の電動旗艦「ES90」発表 NVIDIA搭載で新時代へ
  • ブルーノ・マーズ、華麗な舞台裏に響くエンジンの旋律 感性で満たされた“走るミュージアム”
  • トヨタ新型「カムリGT-Sコンセプト」登場…合理を超えた感性の“スポーツセダン”
  • 名前だけで40種類!?「ADASの呼び名」がメーカーごとにバラバラな“本当の理由”
  • EXOファンミーティング、先行販売で完売!その裏に潜む驚愕の事情とは?
  • 『憎たらしい愛』で見せるイ・ジョンジェの新たな魅力「驚くほどかわいい」
  • 「離婚なのにPPL」…国民的男性歌手に「偽装離婚説」が浮上
  • キム・ヘス、「2025 MAMA AWARDS」2日目のホストに決定…パク・ボゴムに続きフィナーレを飾る

おすすめニュース

  • 1
    「1日1杯だけで血圧も血糖値も改善!」最新研究で明らかになった、“あの飲み物”の意外な健康効果

    ライフスタイル 

  • 2
    「レヴィット報道官を街で偶然発見!」“トランプを愛してます”に返ってきた意外なひと言とは?

    トレンド 

  • 3
    「好奇心で火をつけた?」森放火のロシア人観光客、結局…

    トレンド 

  • 4
    「客の料理に尿をかけ撮影」…米レストラン従業員、“異常犯行20回超”で客が集団提訴!

    トレンド 

  • 5
    「世界初のAI大臣、83人の子を妊娠?」アルバニア首相の“衝撃発言”に国際社会唖然

    トレンド 

話題

  • 1
    「なぜ私を置いていったの?」“パジャマ姿”で捨てられた犬…5年の愛を信じてドアの向こうを見続けた

    フォトニュース 

  • 2
    「寒い夜、女性が置いていったのは“毛布”と“優しさ”だった」世界が涙した一枚の映像

    トレンド 

  • 3
    BOYNEXTDOORが作る“等身大の物語”——全曲自作で見せた新しい顔に称賛の声「成長がまぶしい」

    エンタメ 

  • 4
    「元カレを呼んでモーテルに?」3児の母の告白にスタジオ騒然…“アメリカンマインド”との言い訳も

    エンタメ 

  • 5
    新世代K-POPボーイズTWS、日本デビュー&累計再生5,000万回突破の快挙…デビュー曲「Plot Twist」が話題に

    エンタメ 

シェア

[cosmosfarm_share_buttons url="https://dailyview.net" title="ピッコン" align="center"]