
ロシア軍が先月、ウクライナ東部ドネツクへの攻撃に集中し、領土を引き続き奪還したことが明らかになった。
AFP通信は3日(現地時間)、米シンクタンク・戦争研究所(ISW)のデータを分析した結果、ロシアが1か月間でウクライナの領土461㎢を占領したと明らかにした。この速度は今年の月平均占領規模と同程度だが、ロシアが7月に634㎢を急速に占領したのに比べると若干鈍化している。
ロシアは現在ドネツク地域の81%を掌握しており、この地域の完全な統制権を確保するために戦闘を続けている。ここを含めてロシアは全体でウクライナの19.2%を支配していると主張した。
ウクライナ軍・第7空中強襲軍団はこの日、ポクロウシクで占領軍を掃討する作戦を進行中だと発表した。ウクライナは先週末に特殊部隊をポクロウシクに派兵していた。また、ロシア軍が近隣の都市ミルノグラードにいるとし、都市を防御するため追加の兵力が補充されたと説明した。
ロシアは平和会談の前提条件としてドネツク・ルハーンシク・ザポリージャ・ヘルソンからウクライナ軍の撤退を要求したが、ウクライナはこれを受け入れられないと一蹴した。
            












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