
「伝説のバンド」愛と平和のボーカル、イ・チョルホ(74)が、94歳の母を介護しながら独身で生きてきた人生を語る。
11月5日に初放送されるMBNの『アンフォゲッタブル・デュエット(韓国語原題訳)』は、認知症で記憶を失いつつある出演者と、その人を覚えている家族や友人が共に作る感動のデュエット舞台を描くリアリティ音楽ショーである。昨年の秋夕特番で放送された一回限りのエピソードが熱い反響を呼び、「コンテンツ・アジア・アワード2025」シルバープライズを受賞した。出演者の記憶の中の歌を探す旅、家族が共に作るデュエット、そして「メモリーシンガー」による献唱ステージが加わり、認知症と向き合う家族に慰めと感動を届ける。MCはチャン・ユンジョン、パネリストにはチョ・ヘリョン、ソン・テジン、OH MY GIRLのヒョジョンが参加する。
初回放送では、愛と平和のボーカルであるイ・チョルホが認知症を患う母キム・ジョンオクさんと手を取り合い、共にステージに上がる姿を披露する。その光景だけでも胸を打つ感動を呼び、イ・チョルホの親友である歌手イン・スニが「メモリーシンガー」として共演し、さらに意味深い舞台となる。
今年74歳になるイ・チョルホは「結婚しなくても母を支えながら笑って暮らすことが幸せだ」と語り、35年間独りで母を介護してきた日常を公開する。また、母への孝行だけでなく、早くに亡くなった弟の子どもたちを長年にわたり面倒見てきたことも明らかになり、スタジオを驚かせた。彼は「(甥を)育てたというより、一緒に暮らしてきた。とても立派に成長してくれて今でも感謝している。いつも仲良く楽しく暮らしてきた」と笑顔で語り、親友イン・スニの涙を誘った。イン・スニは「チョルホ先輩は甥たちを育てた。結婚もせずに…」と嗚咽し、現場の涙を誘った。
チャン・ユンジョンはイ・チョルホの話を聞き、「本当にすごい。世の中にこんな方がいるなんて」と称賛し、チョ・ヘリョンも「まるで自分の息子のように育てたのね」と涙を流した。
『アンフォゲッタブル・デュエット』は同日午後10時20分に初放送される。













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