
香港発の航空便で、交際相手の隣席に著席できなかった女性客が機内で騒ぎ、搭乗を拒否されるトラブルが発生した。
3日、香港メディア『サウスチャイナ・モーニング・ポスト』(SCMP)によると、2日、香港の格安航空会社『HKエクスプレス』の便で、女性客が交際相手の隣席に著席できなかったとして抗議し、客室乗務員3人ともみ合いになった。
同メディアが公開した映像には、女性客が「交際相手と一緒に座りたい」と叫び、狭い機内通路で客室乗務員を押しのける様子が映っていた。乗務員らは「落ち着いてください」と声をかけ、事態の収拾を図った。
男女は航空会社の規定に基づき、離陸前に強制降機させられ、この影響で航空便の出発は約90分遅延した。
女性客は搭乗前から「交際相手が売春行為を行った」と主張し、「40回以上殴られた記録が病院にある」と叫んでいた。
『HKエクスプレス』は声明を出し、今回の事態に適切に対処した乗務員を評価するとともに、遅延によって不便を被った乗客に謝罪の意を表明した。














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