
インドの貧しい男性が、友人に借りた金で購入した宝くじで1等に当選し、約1億9,000万円という大金を手にした。彼は当選金で家を建てる計画であり、資金を貸してくれた友人の2人の娘に対し、それぞれ約865万円ずつ渡すことを明かした。
『CNN-News18』が今月5日に報じたところによると、インドのラージャスターン州コトプトリ村に住むアミット・セハラ氏(居住地:ラージャスターン州コトプトリ村)は、パンジャブ州の宝くじ店で1億1,000万ルピー(約1億9,000万円)に当選した。
それまでのセハラ氏は、生計を立てることさえ困難な状況にあった。
友人とモガ地域を訪れた際、宝くじの購入を望んだが手持ちの金がなく、友人に1,000ルピー(約1,700円)を借り入れた。自分と妻の分として宝くじ2枚を購入したが、妻の分は1,000ルピー(約1,700円)が当選し、自身の宝くじが1等に当選したという。
セハラ氏は、現地メディアとのインタビューで「言葉でこの幸せの全てを表現することはできない」「パンジャブ州政府と宝くじ販売所に感謝している。今日、全ての悲しみと苦痛が消え去った」と述べた。
宝くじ販売所の関係者は、セハラ氏が当選金の請求に必要な書類を提出に来たことを確認している。
当選者は、銀行口座番号や氏名、住所、宝くじの現物などを提出しなければならず、承認が下りれば口座に当選金が振り込まれるとしている。請求書類の提出に別途費用はかからないという。
セハラ氏は、当選金の使用計画も具体的に明かした。彼は家族のために家を建て、子どもたちに最高の教育を受けさせるという。特に、宝くじ購入資金を貸してくれた友人に恩返しをするため、友人の2人の娘に対し、それぞれ500万ルピー(約865万円)ずつ渡すことを約束した。
セハラ氏は「残りの金は子どもたちの教育と家を建てるのに使う」と説明した。
彼は「全ての人々の貧困が終わることを願っている」とし、「パンジャブ州政府の宝くじ制度を活用することを勧める」と述べた。














コメント0