
糖尿病アラート犬コナ(Kona)が糖尿病と診断された7歳の少女の血糖危機を事前に感知し話題を集めている。
アメリカのオハイオ州に住む7歳のケネディ・ベルチェ(Kennedy Berce)ちゃんは2024年9月に1型糖尿病と診断され、血糖値が611まで上昇しケトアシドーシス寸前まで至った。
その後、家族はインスリンポンプと連続血糖測定器(CGM)を使用して24時間血糖を監視しているが、最も大きな助けは意外にも犬の「コナ」が提供している。
コナは血糖の変化に応じて排出される特有の匂いを感知するように訓練された糖尿病アラート犬で、血糖が危険なほど低くなったり高くなったりすると前足を上げて保護者に警告する。
特にコナの警告は血糖測定器より最大30分早く検知されることが多く、家族は事前に対応する時間を確保できる。
現在コナは1日に1〜5回の血糖の異常変化を知らせる「命のパートナー」としての役割を果たしている。ケネディちゃんの母のリンジー・ベルチェさんは「コナがいなければ常に不安の中で生きなければならなかっただろう」と心境を語った。













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