
インド北部カシミールにある警察署で保管中だった押収された爆発物が爆発し、少なくとも9人が死亡し、32人が負傷した。
Newsisによると、この事故は14日午後、カシミールの中心都市シュリーナガル郊外にあるノウガム警察署で法医学専門家チームと警察が爆発物を調査中に発生したと15日にAP通信、Sky Newsなどが報じたことがわかった。
爆発により警察署は破壊され、近くの建物や複数の車両が引火した。
現地メディア「プレス・トラスト・オブ・インディア」によると、小規模な連続爆発だったため、迅速な救助作業が不可能だったという。
死亡者のうち警察官と法医学関係者が6人、民間管理者が2人、民間人が1人だった。負傷者の中には重体の者もいる。
警察関係者は、爆発の威力が非常に強く、警察署から約100~200m離れた近くの住宅で遺体の一部が発見されたほどだったと述べた。
この事故の前にインドの首都ニューデリーで10日に車両爆発事件が発生し、8人が死亡した。インド当局はこれを「反国家勢力」が引き起こしたテロと断定した。
インド当局はニューデリーの車両爆弾テロ以降、カシミールで一連の急襲作戦を展開してきた。警察は容疑者の一人としてファリーダーバードで勤務していたカシミール出身の医師が爆発車両を運転していたと発表した。
インド当局はこの事件を「反国家勢力」が引き起こした「悪意あるテロ事件」と断定した。
警察は捜査過程でファリーダーバードで押収した爆発物の一部をカシミールに移動させ、その一部は事件を捜査中だったノウガム警察署に保管されていたとAP通信は伝えた。














コメント0