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「え、沈まないの?」時速20kmで水上を走る“電動自転車”の仕組みとは

有馬侑之介 アクセス  

ニュージーランドのデザイン企業Manta5が開発した電動水中自転車「SL3シリーズ」が最近Twitter(旧X)で再び共有され、注目を集めている。

引用:YouTube@Manta5
引用:YouTube@Manta5

SL3シリーズは通常の自転車構造に電動モーターとカーボンファイバー製の水中翼を組み合わせた自転車だ。水中翼が水のバランスを取り、自転車が水面に浮いた状態で走行できるのが特徴である。ペダルを踏むと後部のプロペラが回転し、電動モーターがこれを補助して速度を上げる。

最高時速20kmで水上を走行可能で、ペダルを使わずモーターだけで動く「スロットルモード」も搭載している。停止すると下部構造が沈み、車体が浮上して水面で安定した停止状態を保つ。

バッテリーは搭載モデルにより低速走行で4.5時間または3.5時間の走行が可能だが、ブースターモードでスロットルのみを使用すると1時間以内に消耗する。逆にペダルを多用するほどバッテリー効率が向上する。開発元は「初心者でも1時間あれば自信を持って乗れるようになる」と説明しており、現在SL3シリーズは機種により約140万~190万円で販売している。

有馬侑之介
arimay@kangnamtimesjp.com

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