
中国とロシアの国防省は「軍用機9機の韓国防空識別圏(KADIZ)進入」問題について「正常な訓練」と主張した。
9日(現地時間)のロイター通信によると、ロシア国防省は声明を発表し、「ロシアと中国の戦略爆撃機グループが日本海と東シナ海、太平洋西部の空域を8時間にわたり共同で偵察した」とし、「特定の区間では外国(中国)の戦闘機が同行し、我々は国際法の条項を厳格に遵守して運航した。外国の領空侵害はなかった」と明らかにした。中国国防部もSNSを通じて「中国とロシア軍は日本海と太平洋西部の空域で10回目の合同空中戦略パトロールを実施した」と伝えた。
これに先立ち、ロシアの軍用機7機と中国の軍用機2機は日本海と南海のKADIZに進入した後、離脱した。KADIZは領空に接近する軍用航空機を早期に識別するために任意に設定された区域であり、主権事項である領空とは異なる意味を持つ。ただし、他国のKADIZに進入する際には事前に飛行計画を提出し、進入時に位置を通報することが慣例だ。
しかし、ロシアは国際法の根拠がないという理由で韓国のKADIZの統制権を認めておらず、中国も自ら設定したKADIZ(離島付近)と韓国が設定した範囲が重複する区間では特に通報せずに飛行している。














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