
警察、事故車両の運転手を緊急逮捕
観光客3人死亡、計13人が負傷
観光客3人が死亡するなど13人が負傷した、韓国の済州(チェジュ)・牛島(ウド)でのワゴン車突入事故の運転手が「急発進」を主張していることが分かった。警察は前日、運転手を緊急逮捕している。運転手は現在入院治療中である。
25日、済州警察庁によると、この日の午前に済州市牛島の千津港で済州警察庁と道路交通公団、国立科学捜査研究所済州支所などが、ワゴン車突入事故現場の合同鑑識を行った。
特に警察は、容疑者(62)を前日午後9時3分ごろ、病院で過失致死傷罪の疑いで緊急逮捕した。
警察の調べで、男は「車の回転速度が突然上がり、そのまま車が前に進んだ」と証言し、急発進を主張しているという。
ただし、男に対するアルコール検査の結果、違反の数値は出なかったとされている。
前日午後2時48分ごろ、牛島・千津(チョンジン)港に到着した渡航船から降りたワゴン車が高速で走行し、歩行者を次々とはねる事故が発生した。
この事故で、事故車両の乗車者と歩行者を含め3人が死亡。さらに重傷者2人、軽傷者8人など、計10人が負傷した。
事故車両は船から降り、防波堤沿いで左折した後、急加速し約150メートルを突進して事故を起こした。車両は船舶待合所横の道路標識の柱に衝突して止まったという。
警察は独自に事故の力学調査を行い証拠を収集する一方、国立科学捜査研究所と協議し、緊急で車両の精密鑑定を依頼する予定である。













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