
ロシアが11日(現地時間)、ウクライナ東部ドネツク州の激戦地の一つであるシヴェルシクを完全に占領したと主張した。Newsisの報道によると、RIAノーボスチ通信などの情報では、ロシア軍のワレリー・ゲラシモフ総参謀長は、この日ロシアのウラジーミル・プーチン大統領が主宰したオンライン会議で、シヴェルシクがロシア軍の支配下に入ったと公式に報告したという。
プーチン大統領は軍指揮官たちから戦況報告を受けた後、「敵はシヴェルシクに要塞化された防御線を構築して我々を遅らせようとしたが失敗した。諸君は計画したすべてを成功裏に遂行した。祝福する」と述べた。ただし、ウクライナ政府はこの主張について、まだ公式な立場を示していない。
シヴェルシクは、ウクライナが現在まで支配しているドネツクの主要都市クラマトルスクとスラヴャンスクから約30km離れた戦略的要所で、最近激しい戦闘が続いている。戦前の人口は1万人以上だった。ロシア側は、今回の占領がドネツク内のウクライナ拠点都市スラヴャンスク攻略の足がかりになると見ている。先月、ロシアはドネツクの別の要所ポクロフスクを制圧したと発表していた。















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