
アメリカで嵐により行方不明となっていた猫が、443日ぶりに家族と劇的な再会を果たした。
「ニューシス」の報道によると、21日(現地時間)、米紙「ニューヨーク・ポスト」は、ノースカロライナ州エイヴリーの動物保護施設が今月13日に保護した一匹の野良猫が、昨年9月の嵐で失踪していた飼い猫であることが確認されたと伝えた。
この猫の身元は、保護施設の職員が体内に埋め込まれていたマイクロチップを発見したことで判明した。
保護施設は21日、公式「フェイスブック」で「昨日、とても可愛い野良猫が私たちの元にやって来た」とし、「マイクロチップを確認したところ、この猫は昨年9月、嵐『ヘリーン(Helene)』によって行方不明となり、443日ぶりに家族のもとへ戻ることになった」と説明した。
嵐「ヘリーン」は昨年9月26日、米フロリダ州沿岸に上陸した超大型の暴風で、ノースカロライナ州を含む6州を直撃し、甚大な被害をもたらした。当時、250人を超える死者が発生し、この猫も混乱の中で行方不明になったとみられている。
この感動的なニュースはSNSを通じて急速に拡散された。ネット上では「クリスマスの奇跡だ」「このニュースを聞いて心が温かくなった」など、猫と家族の再会を祝う声が相次いだ。
保護施設は「今回の事例は、ペットのマイクロチップ登録と情報更新の重要性を示す代表的な例だ」とし、「小さな備えが、悲しい別れと奇跡のような再会を分けることになる」と強調。飼い主に対し、マイクロチップの登録と定期的な情報更新を呼びかけた。













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