メインメニューへスキップ(上段) メインコンテンツへスキップ メインメニューへスキップ(下段)

「中国・ロシア非常!」米軍のベネズエラ空爆が示した露中製防空網の限界

梶原圭介 アクセス  

引用: Newsis
引用: Newsis

中国は、アメリカによるベネズエラ侵攻とニコラス・マドゥロ大統領の拘束を非難する一方で、自国の防空および防諜能力をさらに強化すべきだとの警戒を強めている。

報道によると、中国の軍事分析家らは、ベネズエラの防空網が依存するロシア製技術について、米軍の最先端の監視・サイバー・電子戦能力に対抗するには脆弱性が顕著であり、即応性に欠けると評価している。香港紙「サウス・チャイナ・モーニング・ポスト(SCMP)」は6日、今回の作戦は1991年の湾岸戦争以降、長年アメリカの軍事行動を観察してきた中国にとって、新たな事例研究になると報じた。

アメリカは作戦開始から3時間足らずで、精鋭特殊部隊「デルタフォース」等を投入し、首都カラカスにあるマドゥロ氏の私邸を急襲した。大統領夫妻を拘束のうえ、米海軍艦艇にてニューヨークへ移送している。

ベネズエラはロシア製「S-300VM」地対空ミサイル、「Buk-M2」防空システム、中国製「JY-27A」対空警戒レーダーなどを配備していた。しかし、米軍は高度なサイバーおよび電子戦技術を用いてこれらを無力化し、正常な作動を妨害したとされる。4日、ピート・ヘグセス国防長官は、ベネズエラの防空体制について「ロシアの防空網は、それほど効果的ではなかったようだ」と揶揄した。

米軍は3日、「確固たる決意」作戦のもと、戦闘機、爆撃機、偵察機など150機以上を投入した。マドゥロ氏の拘束および輸送用ヘリコプターの航路確保を目的にベネズエラ領空へ侵入し、レーダー基地と防空網を攻撃した。

中国空軍出身の軍事アナリストであるフー・チエン・シャオ(傅前哨)教授は、米軍が電力や通信を遮断し、レーダーや指揮系統に物理的・電子的な影響を与えた可能性が高いとみている。これにより対応能力が大幅に制限され、作戦が極めて綿密に計画されていたことがうかがえるという。「S-300」システムについても、高度な警戒態勢を維持できず、電源が入っていなかったために反応できなかった可能性を指摘した。さらに、レーダー探知を避けるために水面から約30メートルの超低空を飛行したヘリコプターなどを捕捉できなかった可能性にも触れている。

ベネズエラは中国製「JY-27A」監視レーダーも配備していた。製造元の「中国電子科技集団(CETG)」は、同装置を電波妨害に強く機動性に優れると説明しているが、フー教授は、対空射撃システムとの連携不足により、複雑な地形で低空飛行する機体の探知が困難であった可能性を挙げた。空中監視は単一のレーダーで完結するものではなく、ベネズエラの監視体制には欠陥が多く、緊急時の対応が遅れた結果、深刻な事態を招いたとの見方を示している。

「SCMP」によれば、中国は湾岸戦争からアフガニスタン紛争に至るまで、数十年にわたりアメリカの軍事作戦を継続的に研究してきた。フー教授は、今回の作戦も画期的な新戦術ではなく既存の手法を再提示したものに過ぎないとした上で、ステルス侵入や電磁妨害への対抗策など、防空網強化の必要性を再認識させるものであると指摘した。

中国のソーシャルメディアでは、一部の評論家が米軍の作戦を教訓とし、国家主権を守るために軍事力と経済的地位を強化すべきだと主張している。「強くない国は虐げられるだけだ」「ベネズエラの二の舞になってはならない」といった声に加え、スパイ活動への対策強化を求める意見も散見された。

また、中国現代国際関係研究院の対テロ専門家であるリー・ウェイ(李偉)氏は、米ベネズエラ間の圧倒的な軍事力の非対称性が、今回の一方的な行動を可能にしたと分析した。「他国が同様に脆弱ではないため、同じ作戦が普遍的に通用するわけではない。ベネズエラが有効な反撃に出られなかった背景には、内部の分裂や情報面での失敗、内部協力者の存在が大きく影響した可能性がある」と指摘している。

コメント0

300

コメント0

[ニュース] ランキング

  • 「ダウン症の可能性が高い」と診断され中絶…米430万人YouTuberの告白に波紋
  • すでに始まった異変…「1950年以降最大規模が到来する」不気味な警告
  • イラン、MOU内容を先行公開した理由は
  • 「イラン、米国に3,000億ドルの復興支援要求」…イランメディア、MOU草案公開
  • 対米投資第3弾もSMRか…原発関連投資だけで10兆円超の可能性
  • 英政府、「北アイルランドの反移民暴動は人種差別的攻撃」と非難

こんな記事も読まれています

  • 生産中止から4年…WRX STIに“復活シグナル”、試されるのはファンの熱量?
  • 「大径ホイールの罠?」見た目は最強でも、ポットホール一発で財布が割れる
  • 「一般トヨタ店では買えない」GR GT、販売は“厳選レクサス店”に集約へ?
  • GM車3,500台がリコール対象、欠けていたのは説明書1冊
  • 「看板の下敷きで下半身まひ」車いすのアイドルメンバー…度を越えた悪質コメントに“物申す”
  • 「母が出てきたら私たちを傷つける」…夫を毒殺した童話作家、“息子たちが”永久隔離を訴え
  • 1日1杯の酒でも健康リスク上昇…「適度な」飲酒でも死亡率は下がらず
  • 「韓国にシャインマスカットを盗まれた」…日本政府が怒った末に…

こんな記事も読まれています

  • 生産中止から4年…WRX STIに“復活シグナル”、試されるのはファンの熱量?
  • 「大径ホイールの罠?」見た目は最強でも、ポットホール一発で財布が割れる
  • 「一般トヨタ店では買えない」GR GT、販売は“厳選レクサス店”に集約へ?
  • GM車3,500台がリコール対象、欠けていたのは説明書1冊
  • 「看板の下敷きで下半身まひ」車いすのアイドルメンバー…度を越えた悪質コメントに“物申す”
  • 「母が出てきたら私たちを傷つける」…夫を毒殺した童話作家、“息子たちが”永久隔離を訴え
  • 1日1杯の酒でも健康リスク上昇…「適度な」飲酒でも死亡率は下がらず
  • 「韓国にシャインマスカットを盗まれた」…日本政府が怒った末に…

おすすめニュース

  • 1
    「もし生まれ変わったら結婚しない方がいい」13歳差夫婦、日常生活で衝突が絶えず夫が涙

    エンタメ 

  • 2
    約束の支払日を繰り返し延期? ギャラ未払いで制作会社は「合意済み」と主張も事務所は否定

    エンタメ 

  • 3
    「葬儀の最中に生きていた」エベレストで死亡扱いのシェルパ、デスゾーンから6日ぶり奇跡の生還

    トレンド 

  • 4
    「親の七光りは嫌」人気歌手のMVにアンジェリーナ・ジョリーの娘が…“名前を隠して”挑んだ理由に反響

    エンタメ 

  • 5
    「中途解約でも返金へ」有料ファンクラブの“返金不可”規約に制裁…大手事務所など24社に是正要求

    エンタメ 

話題

  • 1
    パニック障害で“終わった芸人”と言われた過去も…恩師が遺品に残していた本に涙止まらず

    エンタメ 

  • 2
    「バリ旅行から帰国直後に急変」台湾人気俳優が46歳で急死…急性白血病疑いにファン衝撃

    エンタメ 

  • 3
    「中途半端な存在」華やかにデビューするも翌日の仕事なし…実力派女優、新人時代の孤独を告白

    エンタメ 

  • 4
    かつて時代劇で人気を集めた俳優、事業失敗で妻と子どもを実家へ送り“ワンルーム一人暮らし”

    エンタメ 

  • 5
    「急いで結婚しすぎた」43歳で3歳年下実業家と結婚するも離婚、夫婦生活は実質2年

    エンタメ 

シェア

[cosmosfarm_share_buttons url="https://dailyview.net" title="ピッコン" align="center"]