
イランの反政府デモが最高潮に達した8日から9日の2日間だけで、最大3万人が死亡した可能性があると、米時事週刊誌「タイム」が25日(現地時間)、イラン保健省の高官2人の証言を引用して報じた。これはイラン政府が発表した死者数3,117人、米国を拠点とする人権活動家通信(HRANA)が推定した死者5,459人を大きく上回る数字である。
報道によると、イラン保健省の高官らは「タイム」に対し、8日と9日の両日、イラン治安部隊によって殺害された人数があまりにも多く、国家の遺体処理能力を超えたと伝えた。遺体袋の在庫が不足し、救急車の代わりに大型トレーラーが使用されたという。
イラン当局がインターネットと通信網を遮断したため、死者の集計は難航している。イラン政府は21日、反政府デモの死者が3,117人だと発表した。一方、HRANAは24日現在、死者5,459人を確認し、さらに1万7,031人について調査中だと推定している。
保健省の集計は、「タイム」が入手した医師や救急隊員の死者集計とおおむね一致している。集計を行ったドイツ系イラン人の眼科医、アミール・パラスタ氏によれば、23日現在、病院で集計された死者は3万304人に達している。これは遺体安置所に直接運ばれた軍病院登録の死者などを除いた数字である。パラスタ氏は「我々は真実に近づいている」とし、「実際の数値はさらに多い可能性がある」と述べた。
イラン国家安全保障会議は、全国4,000カ所でデモが発生したと明らかにした。「タイム」が引用した目撃者らは、イラン当局がインターネットと外部通信を遮断した際、街には数百万人が集結しており、屋上に配置された狙撃手や機関銃を装備したトラックが発砲したと語った。













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