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「バカなのは誰だ?」側近の本音が暴露…トランプ発言が招いた“特大ブーメラン”に全米騒然

荒巻俊 アクセス  

【内部暴露】トランプ氏「側近もバカ扱い」…ニューサム攻撃がブーメラン

引用:depositphotos
引用:depositphotos

 

米政界の内幕を相次いで暴露してきたジャーナリストで作家のマイケル・ウルフ氏が、ドナルド・トランプ米大統領の理解力と判断力に再び正面から疑問を投げかけた。

米メディアのデイリー・ビーストは26日、ウルフ氏が最近のポッドキャストで、トランプ氏の側近らが以前から彼を事実上「バカ」と見なしていたと主張したと報じた。さらに、補佐官らはトランプ大統領に長文や複雑な資料をそのまま渡さないとも語ったという。

報道によると、ウルフ氏はトランプ氏の元政治顧問サム・ナンバーグ氏やスティーブ・バノン氏の名前を挙げ、大統領は情報を追い、論理を処理する能力に限界があるとの話を聞いたと主張した。この中でナンバーグ氏が過去に「彼はバカだ」と語ったエピソードも紹介した。バノン氏も同様の認識を持っていたとされる。

ただし、トランプ陣営は以前からウルフ氏を信頼できない人物と位置付けており、今回の主張についても強く否定している。

引用:YouTube

引用:YouTube

 

今回の発言がさらに拡散したのは、トランプ大統領自身の最近の発言と重なったためだ。

ロイター通信によると、トランプ大統領は16日、カリフォルニア州のギャビン・ニューサム知事の読字障害に言及し、大統領に学習障害があってはならないと発言した。さらにニューサム知事に対して侮辱的な表現も用いた。

他者の学習障害を攻撃した直後、自身が文書やブリーフィングを十分に理解できていないのではないかという従来の批判が再燃した形だ。

■ 戦時下で再燃するリーダーシップ論争

この問題が敏感に受け止められているのは、現在がイラン戦争の局面にあるためだ。

AP通信は25日、トランプ大統領が依然として保守層から強い支持を得ている一方で、イラン戦争を巡り右派内部の亀裂も目立ち始めていると報じた。特にスティーブ・バノン氏は、戦争が長期化すれば共和党が支持層を失う可能性があると警告した。

若い保守層の間では「アメリカ第一主義に反する」との反発も出ている。

ロイター通信も同様の傾向を指摘した。保守政治行動会議(CPAC)の会場では依然としてトランプ支持が優勢だったが、戦争の長期化や原油価格の上昇、中間選挙への影響が重なり、「MAGA(米国を再び偉大に)」陣営内部の分裂が新たなリスク要因として浮上している。

ウルフ氏の発言は単なる過激な批判にとどまらず、戦時下においてトランプ大統領がどのような判断を下し、どのような情報を受け取っているのかを改めて問う材料となっている。

引用:Yahoo

引用:Yahoo

 

■ ウルフ氏の信頼性にも議論

もっとも、ウルフ氏の発言を事実と断定することは難しい。

同氏は2018年に出版した著書『炎と怒り』で大きな反響を呼んだが、内容の一部について事実関係の誤りが指摘されたこともある。米ファクトチェック団体ポリティファクトは、当時、記述の時系列や人物経歴に問題があったと指摘している。

今回の主張も側近の発言を伝聞したものが多く、一定の留保をもって受け止める必要がある。今回の論争の核心は、刺激的な一言そのものではない。

トランプ大統領が他者の学習障害を批判した直後、側近とされる人物たちが逆に大統領の理解力や情報処理能力に疑問を呈した点、そしてその論争がイラン戦争と重なり拡大している点にある。

強硬な支持層はこれを反トランプ攻撃と受け止める可能性があるが、中道層にとっては戦時下でもこうしたリーダーシップ論争が続いていること自体が不安要因として映る可能性がある。

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