イラン外相、米国との協議決裂を表明 覚書直前まで進展も強硬要求で暗転

イランのアッバス・アラグチ外相は、米国との高官協議が覚書の締結直前まで進んだものの、最終的には決裂したと明らかにした。
アラグチ外相は13日、パキスタンのイスラマバードで行われた協議結果を「X(旧ツイッター)」で公表し、今回の交渉について、両国間で47年ぶりとなる最も集中的な対話だったと位置づけた。
そのうえで、イランは現在続いている敵対行為を終わらせるため、善意を持って交渉に臨んだと強調している。実際、協議は「イスラマバード覚書」の締結直前の段階まで進み、相当な前進を見せたという。
ただ、最終局面で交渉は急速に暗転した。アラグチ外相は、覚書締結の直前に米国の極端な要求、変わりやすい目標設定、さらに封鎖に直面したと説明した。この発言は、米国のドナルド・トランプ大統領がホルムズ海峡封鎖を巡って強硬姿勢を示している最近の動きを念頭に置いたものとみられる。
さらに、何の教訓も得ていないと批判し、善意は善意を生み、敵意は敵意を生むと付け加えた。
中東情勢の緊張が高まる中、両国による外交的な打開は再び壁に突き当たった格好だ。とりわけ、ホルムズ海峡を巡る圧力が一段と強まれば、軍事衝突の危険が増すだけでなく、世界のエネルギー市場の不安定化も同時に広がるおそれがある。













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