中国の習近平国家主席が8日、7年ぶりに北朝鮮を国賓訪問する中、この日北朝鮮の朝鮮労働党機関紙である労働新聞に寄稿文を掲載し、北朝鮮との戦略的な協力と国際連合(UN)中心の国際秩序の維持を宣言した。習主席は8日に公開した寄稿文で、時代の流れに合わせて両国のコミュニケーションを強化し、多極化した国際社会を共に導いていく構想を示した。これは米国中心の単独覇権を排斥し、多国間主義の秩序を確立しようとする強い意志を内外に表明した措置と解釈される。
この日、中国官営の新華社によると、習主席は労働新聞1面の寄稿文で両国の結束を強く訴えたという。習主席は「時代の流れに合わせて戦略的な意思疎通と協力を強化し、UNを核心とする国際体系と国際法に基づく国際秩序を共に守らなければならない」と寄稿文で述べた。両国の友好協力相互援助条約の締結から65周年という歴史的な分岐点を迎え、戦略的パートナーシップを前例のないレベルに引き上げるという趣旨と解釈される。

習主席は寄稿文で常に秩序ある世界の多極化と反覇権を強調した。習主席は平等で秩序ある世界の多極化と普遍的な利益をもたらす包摂的な経済のグローバリゼーションを前面に押し出した。強権政治と軍国主義の復活の動きに正面から反対する立場も明確にした。続けて、中国・第15次5か年計画の安着と北朝鮮労働党第9回大会の戦略的配置をそれぞれ言及し、「両国が新たな独自の路線に入った」と評価した。米トランプ政権の圧力に北朝鮮と対抗するという布石だ。
さらに習主席は、北朝鮮の金正恩総書記との親密感も寄稿文で積極的にアピールした。習主席は「中国と北朝鮮は、最高指導者たちの戦略的コミュニケーションが最大の強み」とし、金総書記と6回会った事実に言及した。続けて「党・政府・軍の全階層が親戚のように頻繁に往来しよう」と提案した。各自の実情に合った社会主義路線を支持し、党の管理と国家統治の経験を深く交流しようという主張だ。
中国と北朝鮮の発展戦略を有機的に連携させる経済協力構想も寄稿文に掲載された。習主席は「多様な形式を導入して交流を活性化し、世代を超えて友好の接続を引き継がなければならない」と強調した。各分野で協力の潜在力を全方位で発掘し、共同発展を促進することで、住民の福祉を実質的に向上させるという公言と見られる。
外交専門家たちは今回の寄稿文に、中国が北朝鮮とロシアの軍事的接近が進む中で、平壌に対する影響力を失わないようにする狙いが込められていると分析した。国際危機グループ(ICG)所属のアナリスト、ウィリアム・ヤン氏は、英国のEastern Daily Press24とのインタビューで「北朝鮮がロシアと緊密な関係を構築する状況だ」とし、「中国は今回のメッセージを通じて平壌に対する影響力を再主張し、東北アジアで自国が持つ戦略的利益を守ろうとしている」と述べた。













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