
中国の習近平国家主席の北朝鮮国賓訪問には、彼の最側近であり、中国共産党および外交・安全保障ラインの中枢を担う幹部らが含まれた。8日、中国官営の新華社などによると、この日の習主席の訪朝には、妻の彭麗媛夫人をはじめ、中国共産党序列5位の蔡奇・党政治局常務委員、王毅・党政治局員兼外相らが同行したという。
中国内で序列5位の蔡務委員は、習主席の「影」と呼ばれる最側近で、秘書室長格の中央弁公庁の主任を務めている。最近では、高位指導者と中堅幹部に党の理念や政策、統治哲学などを教育する中国共産党中央党校の校長も兼任していると伝えられている。
習主席の日程や儀典、警護などを総括する中央弁公庁のトップが訪朝団に含まれたことは、今回の訪朝の政治的な重みを示すとの評価だ。習主席は今回の訪朝を通じて両国間の根深い血盟関係を強調し、これまでやや緩んでいた北朝鮮との関係を「党対党」レベルで再び密接にしようとしているとの見方がある。
中国外交ラインの総責任者である王外相の同行も注目される。王外相は訪朝の準備段階だった4月に北朝鮮を事前訪問した。その際、北朝鮮の崔善姫外務相と会談し、北朝鮮の金正恩総書記を表敬訪問している。特に習主席が最近米国のドナルド・トランプ大統領、ロシアのウラジーミル・プーチン大統領と相次いで対面した直後に金総書記と会うことから、王外相はこの過程で北朝鮮と中国の協力を調整する核心的な役割を担ったとみられる。王外相の同行は、米国を中心とした西側の圧力に対抗し、北朝鮮との戦略的連携および反西側連帯を強化する意思の表れと解釈される。
この他にも、外交・安全保障および党の高位幹部らが今回の訪朝に同行したとみられるが、具体的な名簿は確認されていない。北朝鮮と中国の経済協力も重要な議題として挙げられているため、経済関連の人物も訪朝団に含まれた可能性が高いとの見方もある。2019年の習主席の訪朝時には、中国経済政策の司令塔である何立峰・前国家発展改革委員会主任らが同行していた。
















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