中朝首脳会談で豆満江の海洋アクセス問題が議題に浮上か…日本も動向を注視

日本メディアは、北朝鮮と中国の首脳会談で中国の豆満江(とまんこう)を通じた日本海進出権が議題となるかどうかに注目している。中国が長年の悲願である「豆満江下流の開発を通じた日本海進出権」を獲得した場合、日本の海洋安全保障戦略にも変化が避けられないためだ。
8日、日本経済新聞など現地メディアは、「中国の習近平国家主席は訪朝を前に、豆満江航路と日本海進出に強い関心を示している」とし、「この問題は中国による日本海への直接航路の確保と結び付いている」と報じた。
中国は以前から、吉林省から豆満江を経由して日本海へ進出する構想を推進してきた。中国東北部は地理的に日本海に近いものの、実際の海上進出ルートは限られている。このため、豆満江下流の開発は、中国にとって物流コストの削減と海上ルートの確保という経済的な意味を持つ。
日本経済新聞は、「中国は吉林省から船舶を出航させ、日本海へ直接進出するため、北朝鮮とロシアが関与してきた豆満江下流開発への協力を継続的に求めてきた」と報じた。

特に日本が敏感に受け止めているのは軍事面への影響だ。豆満江を通じた日本海への進出が現実となれば、中国海軍の活動範囲が日本海まで拡大する可能性があるためだ。北朝鮮の羅津港活用や、中国軍機・無人機の北朝鮮北東部上空通過問題が併せて協議された場合、日本の警戒・監視体制への負担も大きくなるとの見方が出ている。
朝日新聞は、「中国は物流コスト削減という経済的な名目を掲げているが、本質的には日本海を中国海軍の影響圏に置こうとする戦略的な布石だ」と指摘した。
産経新聞は最近、中国海軍北部戦区所属の艦艇が日本海で活動したことに言及し、中国の日本海進出構想が日本の安全保障戦略における新たな変数になり得ると分析した。台湾有事の際、日本は東シナ海や南西諸島方面だけでなく、日本海方面にも同時に注意を払わなければならない状況が生じる可能性があるという。
ただ、中国の構想が実現するかどうかは不透明だ。豆満江下流は北朝鮮とロシアの利害が絡む地域であり、実際の航行には両国の協力が必要となる。
また北朝鮮は、中国の影響力拡大が自国の主権問題につながることを警戒してきたため、北朝鮮の金正恩総書記が中国側の要求をそのまま受け入れるかどうかは不透明だ。

習主席は訪朝を前に、朝鮮労働党機関紙・労働新聞に寄稿した文章で、覇権主義や強権政治、軍国主義の復活に反対する立場を示した。日本メディアは、この表現は日本を名指ししてはいないものの、日本の防衛力強化や日米韓の安全保障協力をけん制するメッセージと受け止めている。
日本政府も関連情勢を注視している。木原稔官房長官は中朝首脳会談について、「重大な関心を持って情報収集と分析を続ける」と述べた。
日本メディアは、「北中露の連携が強化され、中国の日本海への進出が拡大した場合、日本の北方・日本海方面の防衛構想について中長期的な見直しが避けられないだろう」と分析している。















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