
「すべての男性は規定の長さでひげを生やすこと。違反した場合は拘束する」
タリバンが政権を握るアフガニスタンで、女性のみならず男性に対しても厳格な服装規定の順守を求める指示が出されたと伝えられている。
アフガニスタンの情報を伝えるアムTVは7日、情報筋の話として、西部ヘラート州のタリバン道徳警察が、服装規定を順守しなかったとして看護師を含む少なくとも21人の女性と少女を拘束したと報じた。
今回の措置は、ヘラート州のタリバン当局が最近発布した指示に基づくという。この指示では、当局が「適切なヒジャブ」と定める服装を着用していない女性が公共の場に出ないよう、家族内の男性が責任を負うべきだと定めている。
アムTVが入手した指示書によると、祈り用ベールを着用していない女性、顔を覆わず露出している女性、体の線が出る服を着用している女性、化粧をしている女性は、公共の場で逮捕・拘束される可能性があると記されている。
指示書にはさらに、女性にタリバンの服装規定を順守させる責任は家族内の男性にあると明記されている。
タリバン当局は、初めての違反では1週間、2回以上の違反では最長1か月の拘束が科されると拘束された女性たちに警告した。
拘束された中には、ヘラート州内の病院に勤務する看護師も含まれていた。国際医療・人道支援団体の国境なき医師団(MSF)に所属するこの女性は、夫が同行していたにもかかわらず夜勤中に拘束されたという。
関係者によると、6日にはヘラート州内の病院で複数の男性医師と看護師も、「ひげを規定どおりに伸ばしていない」として身柄を拘束された。タリバン当局は同病院のすべての男性職員に対し、ひげを伸ばすよう文書で命じたとされており、規定の長さに満たない場合は拘束される可能性もあるという。
カブール・トリビューンは関連報道の中で、今回の措置によって街中の公共の場で女性の姿を目にすることが難しくなったという住民の声を紹介した。
多くの女性が検問や拘束を恐れて外出を控えるようになっており、最近の逮捕報道を受け、一部の家庭では女性の外出をさらに厳しく制限する動きも出ているという。その結果、病院での受診や行政手続きといった不可欠な活動さえ満足に行えない女性も出ているとされる。
タリバンは2021年8月の米軍撤退直後に政権を掌握した。以来、イスラム法「シャリーア」の履行を名目に女性の中学校進学を禁止するなど一連の制限措置を講じてきた。2024年8月にはこれらの制限を法的に裏付ける「道徳法」を施行している。
カブール・トリビューンは、ヘラート州では最近、服装規定に関連した逮捕件数が着実に増加していると伝えた。













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