
ドナルド・トランプ米大統領は30日(現地時間)、今年11月の中間選挙を前に共和党大会を開催する計画を明らかにした。
米国で中間選挙に先立って党大会が開かれるのは極めて異例で、中間選挙での勝利に向けて支持層の結束を図る狙いがあるとみられる。
トランプ氏は同日、自身のSNS「トゥルース・ソーシャル」で、「共和党が史上初めて中間選挙大会を開催する。世界で私が最も好きな場所の一つであるテキサス州ダラスで開催される」と投稿した。さらに、「ダラスは9月9日と10日、わが国の成果と明るい未来を祝う舞台となる」と予告した。
米国の党大会は、党幹部や代議員らが一堂に会する大規模な政治イベントで、通常は大統領選挙が実施される年に4年ごとに開催される。しかし、トランプ氏は昨年から中間選挙に合わせた党大会の開催を提唱しており、この日、実際に開催すると発表した。
トランプ氏は、「前例のない、まさに歴史的なイベントになる」とし、「米国の復活と『アメリカ・ファースト』政策を通じて国を変えてきた国民の偉大な成果を祝う」と説明した。また、成果として、チップ収入の非課税化、残業手当の非課税化、社会保障給付への課税廃止、国境警備の強化、安全な地域社会の実現、生活費負担の軽減、雇用の拡大、米国のエネルギー主導権の確保などを挙げた。
トランプ氏はさらに、「イランの非核化を進める中でも原油価格は大幅に下落している。我々は、政治家たちが何十年もの間、口先だけで実現できなかった公約を実行に移している。これまでに例のない集会になるだろう」と強調した。
今回の党大会開催は、目前に迫る中間選挙で上下両院の多数派を民主党に奪われれば、第2期トランプ政権の政権運営が難しくなるとの危機感が背景にあるとみられる。
AP通信は、「共和党は上下両院でわずかな差で多数派を維持しているものの、与党は中間選挙で議席を減らすのが通例だ」としたうえで、「トランプ氏自身が候補者ではない中、共和党指導部は支持者を結集できるか懸念している」と伝えた。













コメント0