トランプ大統領「中国にパナマ運河は支配させない」改めて牽制

1日(現地時間)、ドナルド・トランプ大統領は中国によるパナマ運河への影響力拡大を阻止する考えを改めて示した。
トランプ大統領は同日、サウスダコタ州メドラで開かれたセオドア・ルーズベルト大統領図書館の開館式に出席し、演説で「ルーズベルト大統領はパナマ運河を建設した。これは歴史上最も費用のかかったプロジェクトだった」と述べた。
さらに、建設中に約3万8,000人が命を落としたことに触れたうえで、米国がパナマにわずか1ドル(約160円)で運営権を譲渡したとし「彼らが最初にやったことは、通航料を4倍に引き上げることだった。何年もの間、莫大な利益を得てきただけだ。本当に愚かな判断だった」と批判した。
続けて「今や中国がパナマ運河を支配しようとしている。しかし、そのような事態を許すことはない」と強調した。
また「これは台本にはない話だ。私は台本通りに話すことはほとんどない。台本通りではうまくいかないからだ」と付け加えた。
パナマ運河はパナマ地峡を横断して太平洋と大西洋を結ぶ全長82kmの運河で、セオドア・ルーズベルト米大統領時代に建設が進められ、1914年8月15日に開通した。その後、ジミー・カーター米政権下での合意に基づき、1999年に運河の所有権はパナマ政府へ移管された。
トランプ大統領は昨年の大統領選勝利後、パナマ運河が米国の船舶から通航料を徴収していることや、中国が運営権を握っていると批判し、パナマ運河の管理権を取り戻す可能性にも言及していた。
その後、パナマ最高裁判所は香港CKハチソン・ホールディングスが保有していたパナマ運河の港湾運営権は違憲との判断を示し、パナマ政府は海事当局による港湾の接収に踏み切った。これに対して中国は反発している。
トランプ大統領はこの日、図書館でAIによって再現されたルーズベルト元大統領とも対話し「パナマ運河はあなたにとって最大の功績だと思うか」と問い掛けた。
これに対し、AIのルーズベルト元大統領は運河建設は誇るべき業績の一つだとしながらも「偉大さは人々の生活の質をどれだけ向上させたかによって評価される」と答えたと、AP通信が伝えた。













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