国内で、親が子どもの代わりに結婚相手を探す「代理婚活」が、新たな婚活の形として関心を集めている。

日本経済新聞によると、最近、日本国内では、親が子どもの結婚相手を代わりに探す「代理婚活」が広がっているという。特に、子どものプロフィールを持ち寄り、親同士が情報を交換する交流会まで開かれている。
一般社団法人「良縁親の会」は、2005年の発足以来、750回以上にわたって親による代理お見合いの交流会を開いてきた。初年度は110人にとどまっていた参加者は、昨年には2,334人まで増えた。
先月13日に東京で開かれた交流会にも、子どもの代わりに婚活に臨む親たちが集まった。この日のイベントには男性側42組、女性側22組が参加し、25〜49歳の子どもを持つ親が出席した。子どもの職業は医師、会社役員、大学教授などさまざまだった。
参加者は、子どもの写真や職業、学歴、身長、資格などが書かれたプロフィールを互いに交換しながら相手を探す。双方の親が合意すれば、本人同士が直接会うちう流れだ。参加費は1回あたり1万6,000円だ。

日本経済新聞は、代理婚活が広がる背景として、未婚者の増加を挙げている。国勢調査によると、50歳まで一度も結婚したことがない人の割合を示す「50歳時の未婚率」は、2020年時点で男性28.3%、女性17.8%だった。2000年と比べると、男性は15.7ポイント、女性は12.0ポイント上昇した。
明治学院大学の鬼頭美江教授は、社内規定が厳しくなり、職場でのハラスメント問題も敏感に受け止められるようになったことで、職場や学校で恋愛しにくい環境になっていると分析している。
マッチングアプリなど出会いの機会は増えたものの、自分に合った婚活方法を見つけられない若者も少なくなく、そうした状況を心配する親が代理婚活をしているという。
親向けの交流会を運営する結婚相談所ムスベルの関係者は、かつてのように出会いを取り持ってくれる人が周囲から減ったと指摘している。出会いの機会自体が少なく、最初の一歩を踏み出せない若者も多いため、親の勧めや手助けが婚活のきっかけになるケースは少なくないという。

ある婚活サービス企業が昨年実施した調査では、30歳以上の未婚の子どもを持つ親の48.3%が、子どもが未婚であることを「気がかりだ」と答えた。
ただ、代理婚活には一般的な婚活とは違う難しさもある。長男の代理婚活を行ったというジャーナリストの石川結貴氏は、「親の判断」と「子どもの判断」という二つの壁があると指摘している。













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