
英国、オランダ、フィンランド、ポーランドは6日(現地時間)、2027年までに「多国間防衛メカニズム(MDM)」を構築すると発表した。MDMは、防衛能力に対する需要を取りまとめることで費用対効果を高める防衛金融モデルであり、今回新たにポーランドが参加した。
英国政府によると、4か国は同日発表した共同声明で、「英国、オランダ、フィンランド、ポーランドは、アンカラ首脳会議を前に、防衛財源の拡充と支出効率の向上を通じて共同防衛能力を強化するという立場を改めて確認する」と明かした。
さらに、「急速に変化する国際安全保障環境と、ロシアによるウクライナ侵攻がもたらした影響を踏まえ、将来の脅威に共同で対応する」としたうえで、「ウクライナが主権を守り、ロシアの侵略に対抗できるよう引き続き支援することを約束する」と述べた。
また、「パートナー国とともに、新たな多国間防衛メカニズム(MDM)の開発において大きな進展を遂げている」とし、「MDMは、防衛投資の拡大、共同調達の促進、主要な防衛能力に対する需要の統合を目的とした新たな金融モデルであり、最終的な目標は、志を同じくする同盟国の軍事的な需要を満たすことだ」と説明した。
続けて、「各加盟国の批准手続きを尊重しつつも、2027年までにMDMを構築するという共通目標を維持し、速やかに正式な条約交渉へ進む計画だ」と明らかにした。
4か国は、主要パートナーと協力してMDMをより幅広い参加国連合へ拡大すること、技術開発の成果を踏まえ、今年秋に参加を約束したパートナーとともにメカニズムの設計・開発段階へ移行すること、NATO加盟国と協力し、国際的な防衛金融体制の構築と相互運用性の向上などを推進することで一致した。
英国のレイチェル・リーヴス財務相は、「欧州の防衛調達は過度に分断され、、高コストでスピードも遅い」と指摘したうえで、「そのため、協力を強化し調達を改善し、我々の集団的抑止力を高めるためにMDMの構築を進めてきた」と強調した。
続けて「世界が変化する状況で、我々は同盟国と足並みを揃えて共に行動する時が最も強い」とし、「ポーランドがMDMに参加することを歓迎する。これは我々の防衛を強化し、我々と同盟国の安全を守ることに寄与する」と述べた。














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