「トランプだから黙る」時代は終わった...英国の新首相が就任早々、トランプに突きつけた“一線”

20日に就任したアンディ・バーナム英首相は26日(現地時間)、英国の国益のためであれば、ドナルド・トランプ米大統領を公然と批判することもあり得るとの考えを示した。米国の最大の同盟国であり、大西洋同盟の中核を担う英国の首相が、就任間もない時期に現職の米大統領についてこのような発言をしたことは異例と受け止められている。
バーナム首相は同日午前、BBCに出演し「トランプ大統領を信頼しているか」と2度にわたって質問されると、「(トランプ大統領との)月曜日の電話会談は良い話し合いだった」と述べた一方で、「世界は急速に変化している。今後の情勢を見ながら判断していかなければならないのではないか」と語り、明確な回答は避けた。バーナム首相は20日に就任し、その日のうちに外国首脳として初めてトランプ大統領と電話会談を行った。
また、「国益にかなうのであれば、トランプ大統領を公然と批判することもあるのか」と問われると、「もちろんだ。すべての指導者はそうあるべきだ。何よりも自国の利益を最優先に置かなければならない」と答えた。
バーナム首相は、トランプ大統領がイランとの戦争を始めたことについて、以前「懸念している」と述べたことに触れ、「自分が正しいと考えて発した言葉を撤回するつもりはない」と語った。
キア・スターマー前英首相が、イラン空爆のために英国内の米軍基地を使用したいという米国の要請を受け入れなかったことで、英米関係は急速に冷え込んだ経緯がある。また、スターマー前首相は移民政策、エネルギー政策、技術規制などをめぐってもトランプ大統領と対立していたが、後任のバーナム首相も「言うべきことは言う」という立場を明らかにした。
トランプ大統領は先月、バーナム首相について「よく知らないが、非常にリベラルな人物だ」と評していた。また、20日の電話会談後には「大きな課題が待ち受けているが、バーナム首相なら十分にやり遂げられるだろう。米国もそのために協力していく」と述べた。















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