【引用：gettyimagesKOREA】2025年のメジャーリーグ・オールスターゲームが16日（日本時間）に閉幕し、19日から後半戦が再開される。MLB.comは各チームの「後半戦のキープレイヤー」を選定し、ドジャースからはムーキー・ベッツが選ばれた。ワールドシリーズ連覇を目指すチームにおいて、ベッツの存在は鍵を握るが、前半戦は彼にとってキャリアでも最も低調だったという評価が下されている。
【引用：gettyimagesKOREA】今季ベッツはショートでの出場が続いていたが、6月に死球による骨折で戦線を離脱。復帰後は再び右翼を守っている。もともと1381試合中、ショートでの出場はわずか81試合だったが、守備面では大きなミスは見られず失策も5にとどまった。一方で、打撃不振が深刻だった。前半戦は89試合で打率.244、OPS.696、11本塁打と精彩を欠き、オールスター直前の7試合では打率.179にまで落ち込んだ。
【引用：gettyimagesKOREA】ベッツは2014年のデビュー以降、通算1615安打、271本塁打、打率.294を誇るスーパースター。これまでア・リーグとナ・リーグでそれぞれ3度ずつシルバースラッガー賞を受賞し、2018年にはMVPにも輝いている。昨季も打率.289でチームの優勝に貢献した。そんなベッツだからこそ、今季の成績は驚きを持って受け止められている。MLB.comも「OPS.696はキャリア最低水準。2015年の.792よりも明確に劣っている」と辛口だ。
【引用：gettyimagesKOREA】それでも希望はある。ポジション転向は一定の成功を見せており、「打撃感さえ取り戻せば、トレード加入の選手以上の影響力を持てる」と期待の声も上がっている。ドジャースが秋まで突き進むには、やはりこの男のバットが再び火を噴くことが絶対条件だ。ベッツの復活なくして、チームの未来は語れない。
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