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【奇跡の出会い】山道で見捨てられていた子犬2匹…里親を探すはずがいつの間にか”家族”に

有馬侑之介 アクセス  

【引用:Nícolas PradillaのSNSアカウント】森の中で見つけた捨て犬たちを救ったバイカーの物語が、12日(現地時間)、米国の動物メディア「ザ・ドードー(The Dodo)」で報じられた。ニコラス・プラディヤさんは、トレーナーのエクトル・ラミレスさんとともに、コロンビア一周の自転車探検に出発。3日間の行程を終えようとしていた二人は、旅の終わりを惜しみ、地図に載っていない険しい山道へとルートを変更した。

【引用:Nícolas PradillaのSNSアカウント】約40キロにも及ぶ上り坂を走行中、森の中から鳴き声が聞こえ、思わず自転車を止めた。プラディヤさんは「坂を半分ほど登ったとき、エクトルが鳥の声のような音に気づいた。下をのぞくと、茂みの下に捨てられた子犬が2匹いた」と、インタビューで当時を振り返った。泥だらけの小さな子犬2匹が身をひそめる姿に、二人は驚きを隠せなかった。

【引用:Nícolas PradillaのSNSアカウント】当初、旅の途中で何かを運ぶ予定はなかったが、子犬たちを見捨てるという選択肢はなかった。プラディヤさんは「かなり標高の高い山を登り、6時間以上の移動が必要だったが、迷わず彼らを連れて行くことを決めた」と語る。「エクトルが先に1匹をシャツの中に入れ、もう1匹を私に手渡した」。

【引用:Nícolas PradillaのSNSアカウント】こうして2人はそれぞれ子犬を胸に抱え、旅の最後の区間を再スタートした。最初は、新しい家族を探してあげようと考えていたというが、目的地に到着したときには、すでに手放せない存在になっていた。「当初は助けて、家を見つけてあげるのが目標だった」、「でも、6時間以上も一緒に旅をして、自然と自分たちが育てようという気持ちになった」とプラディヤさんは語る。エクトルさんは子犬に「レミ(Remi)」と名付け、プラディヤさんも自分の腕の中にいた子犬に、コロンビアの有名なコーヒーから取って「ティント(Tinto)」と名付け、家族として迎え入れた。

【引用:Nícolas PradillaのSNSアカウント】実は、ティントと出会った当時、プラディヤさんは両親と同居中で、すでに家には複数の犬がいたという。ティントと一緒に暮らすため、彼はなんと独立を決意する。「家を探すまでの過程も、私にとってかけがえのない経験になった。ティントが家を見つけただけでなく、僕自身も新しい居場所を見つけられた」。レミとティントが救出されてから、すでに2か月が経過している。2匹の子犬は「パパ」である保護者の深い愛情に包まれ、幸せな毎日を過ごしている。なお、ティントは現在、虫下し治療のため一時的に旅を休んでいるが、体調が整い次第、再び「パパ」と一緒に自転車旅へ出かける日を楽しみにしているという。

有馬侑之介
//= the_author_meta('email'); ?>editor@kangnamtimes.com

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