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2025年08月21日木曜日
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5年間、整備工場の廃車に繋がれたまま…放置犬ベリーが救われ、ついに夫婦に迎えられるまでの物語

【引用:Instagram@emptyhousedogs】韓国・京畿道(キョンギド)華城(ファソン)市の整備工場に放置されていた犬が、5年ぶりに「新しい家族」と出会い、人々に温かい感動を与えている。救助者がこの犬を初めて目にしたのは今年初めの冬だった。犬はガソリンスタンドの横にある整備工場で暮らしており、老朽化した廃車に鎖でつながれたまま生活していた。

【引用:Instagram@emptyhousedogs】驚くべきことに、この劣悪な環境での生活は5年に及んでいた。救助者は通りかかるたびに食べ物や水を与えていたが、厳しい寒さに続いて猛暑の季節が訪れ、不安は一層募ったという。毎年このように夏を過ごしてきたと思うと、もはや放置できなかった。最終的に所有者を説得して飼育権を放棄させ、犬を保護。「ベリー」と名付けた。

【引用:Instagram@emptyhousedogs】「これまでどのような思いで過ごしてきたのか、想像するだけで胸が痛む」と救助者は語った。ベリーは幼少期に前の工場経営者に捨てられ、その後も新しい経営者に鎖でつながれたまま放置されていたという。救助者は「これは単なる遺棄や放置ではなく、存在そのものを無視された暴力だ」と強調した。

【引用:Instagram@emptyhousedogs】しかし、長年の放置が信じられないほど、ベリーは病院で治療とケアを受けるうちに人や他の犬ともすぐに打ち解けた。フィラリアの治療も終え、ついに新しい家族を見つけることができた。

【引用:Instagram@emptyhousedogs】ある夫婦がこの犬を引き取ることを決め、すぐに迎えに来たという。夫婦にしっぽを振って駆け寄るベリーの姿は、見る人の心を温かくした。ベリーは無事に保護され、新しい家族にも巡り会えたが、すべての放置犬が同じ道を歩めるわけではない。救助までに数か月から数年を要することもあり、その前に命を落とす例も少なくない。救助者は「動物の苦しみは目立たず、日常に紛れて見過ごされやすいが、彼らが受ける虐待や放置、孤立は計り知れない」と語った。

【引用:Instagram@emptyhousedogs】さらに、「動物は人間の所有物ではなく、生きる権利を持つ存在だ。『人間が先だ』との声もあるが、『人間らしさ』は最も弱い存在への向き合い方に表れる」と強調した。

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