「全国からレッカー車が集結！」水没した地下駐車場で本格搬出作業開始…被災者「皆つらくて怒っている」

【引用： FNN】記録的な大雨により水没した三重県四日市市の地下駐車場で、被害を受けた車両の搬出作業が本格化している。9月12日、近鉄四日市駅前の地下駐車場「くすの木パーキング」では、計274台の車が浸水被害に遭った。駐車場には高さ制限があるため大型レッカー車の進入が困難で、また水流に押された車両が通路を塞いでいたこともあって、作業の開始は大幅に遅れていた。

【引用： FNN】ようやく9月29日から一部の車両搬出が始まり、自走可能な車を含む4台が地上へ運び出された。そして10月1日からは全国各地から26台のレッカー車が応援に駆けつけ、本格的な作業が開始された。県外から派遣された作業員は「被災者の方々の力になれれば」と語り、各地の業者が協力して復旧を進めている。

【引用： ニュースONE】搬出された車両は一時的に市内の仮駐車場に移され、その後所有者に返却される予定だ。しかし現場では、管理体制に対する不満の声も上がっている。所有者の一人は「みんなつらくて怒っている。なぜ止水板が作動しなかったのか」と憤りを露わにした。

【引用： ニュースONE】四日市市や関係機関は原因の究明を進めるとともに、今後の再発防止策についても検討を急いでいる。10月1日午後3時時点で搬出された車両は95台に達しする。

【引用： ニュースONE】レッカー業者によれば今週中にも全車両の運び出しが可能な見通しだ。被害の甚大さを物語る作業は今も続いている。