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ミッドシップ×4WD、新たな鼓動が響く!トヨタの核心にGRスピリット

山田雅彦 アクセス  

【引用:ルーキーレーシング】TOYOTA GAZOO Racing(GR)の「より良いクルマづくり」プロジェクトの一環として開発が進むミッドシッププロトタイプ「GRヤリスMコンセプト」が、ついに実戦の舞台に立った。東京オートサロン2025で初公開されたモデルが、複数の改良と鍛錬を経てレースデビューを果たした格好だ。車名の“M”は「ミッドシップ(Midship)」とマスタードライバー「モリゾウ(Morizo)」の頭文字に由来する。既存のGRヤリスをベースに駆動方式を「ミッドシップ4WD」へと全面変更し、新技術と設計思想を投入している点が特徴だ。

【引用:ルーキーレーシング】この構造改革に合わせ、ホイールベースやトレッドの最適化、重量配分の見直しなども実施。旋回性能の極大化を狙った徹底したチューニングが施された。デビューの舞台となったのは、日本最大級の耐久レース「スーパー耐久シリーズ2025」のST-Qクラス。エントリーナンバー32番としてルーキーレーシングから出場した。

【引用:ルーキーレーシング】レース本番では、予選グループ2に参戦したチームが3時間22秒689で95ラップを走破し、ST-Qクラス優勝と総合3位という結果を収めた。注目を集めたのは、トヨタ会長・豊田章男氏(モリゾウ)の参戦である。主要大会に連続出場してきたモリゾウは今回もAドライバーとして9ラップを担当し、自ら「GRヤリスMコンセプト」のポテンシャルを体感した。

【引用:ルーキーレーシング】GRヤリスMコンセプトは、トヨタのブランド革新を象徴する存在だ。MR-S以降途絶えていたミッドシップスポーツ開発を再起動させる基盤であり、次世代パワートレイン「G20Eエンジン」開発の試金石でもある。直列4気筒2.0Lレイアウトを採用し、400馬力超、レース仕様では500〜600馬力級の出力を見込む。量産スポーツからレース用車両まで、今後の高性能ラインを支える中心ユニットとして位置付けられている。

【引用:ルーキーレーシング】当初は第5ラウンドでのデビューが予定されていたが、改良を重ねたうえで第6ラウンドでの実戦投入に至った。トヨタはこの挑戦を「公開開発の第一歩」と定義し、極限環境でのデータ収集を通じて量産開発へ還元する姿勢を明確にした。GRヤリスMコンセプトの成功的デビューとG20Eエンジンの性能検証を受け、MR-S、セリカ、GRスープラ後継など次世代スポーツカーへの展開に期待が高まっている。

山田雅彦
editor@kangnamtimes.com

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