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トランプが悪の教えを受けて成長する姿を描く!映画『アプレンティス』の衝撃の内容

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あのトランプにだって見習いの時代があった。

ドナルド・トランプ前大統領の若き日々を描いた映画『The Apprentice(原題)』が『アプレンティス:ドナルド・トランプの創り方』の邦題で来年1月17日公開される予定だ。

1970年代、父が所有するマンションの入居者に滞納分の家賃を取りに回っていたトランプ(セバスチャン・スタン)には、長年の夢があった。それはニューヨーク42番街に高級ホテルを建てること。しかし、若きトランプには父から引き継いだ財産と少しの気概しかなく、事業を推進するための手腕は全くなかった。

父の会社が政府との訴訟に絡まれる中、投資家はそれを解決できたら資金提供を考慮すると約束する。トランプは訴訟問題を解決すべく、36戦36勝無敗の「悪魔の弁護士」ロイ・コーン(ジェレミー・ストロング)を訪ねる。コーンの報酬として巨額の1万ドル(約148万円)を提案したトランプに対し、コーンはトランプと共に行動することを決め、訴訟に勝つための3つの法則を授ける。こうしてトランプはコーンの見習い(アプレンティス)となった。

第一の法則は攻撃し続けること。第二の法則は絶対に非を認めないこと。第三の法則は勝利を主張し続けること。勝つためには手段を選ばず、極限まで厚顔無恥で冷酷かつ非道であることも求められる。コーンは「トランプ社が黒人を差別している」という政府側の主張を打破するため、担当職員を訪ねて「性的少数者であることを暴露する」と脅し、最終的に訴訟を勝利に導く。

コーンの助けを借りてトランプは不動産業界で順調に成長していく。しかし、違法行為に馴染んできた彼には新たな目標ができた。それはニューヨーク5番街に自身の名前を冠した「トランプタワー」を建てることだった。しかし、コーンは「あまりにも急いで事業を拡大している」と警告し、トランプは「私が行う全てのことは黄金に変わる」と言って意志を曲げない。

結局、意見の食い違いで二人の関係は悪化。トランプはかつての師が今日の敵に変わると、「もっと悪辣な人間になってやる」と歪んだ復讐を誓う。

『アプレンティス:ドナルド・トランプの創り方』は、ドナルド・トランプと彼の「黒い影」のような存在であるロイ・コーンの物語を描いている。トランプ役のセバスチャン・スタンは、彼特有の身振りや話し方を表現するために並々ならぬ努力を重ねたという。スタンは「身振り、話し方全てにアプローチして演技した」と語り、「ひと際目立つガタイの良さを表現するために食べてはまた食べた」と述べた。

監督は『ボーダー 二つの世界(2018)』、『聖地には蜘蛛が巣を張る(2022)』など、様々な問題作を描き、カンヌ国際映画祭にも常連のイラン系デンマーク監督アリ・アッバシが担当。昨年5月、第77回カンヌ国際映画祭の競争部門に招待され、8分間のスタンディングオベーションを受けたこの作品は、来年1月17日TOHOシネマズ日比谷ほか全国で公開される。

写真:MBC『出発!ビデオ旅行』

TVレポート
editor@kangnamtimes.com

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