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「制御できない行動」の原因が判明 広末涼子、双極性障害と甲状腺機能亢進症を公表、「心身の回復に専念」と芸能活動休止へ

有馬侑之介 アクセス  

引用:広末涼子の所属事務所SNSアカウント

“国民的妹”として一世を風靡した女優・広末涼子さん(45)が芸能活動の休止を発表した。所属事務所によると、広末さんは「双極性障害」と「甲状腺機能亢進症」と診断され、心身の回復に専念するという。

広末さんは今月2日、所属事務所の公式サイトを通じて「すべての活動を停止し、療養に集中する」と報告した。

広末さんは先月、交通事故後に入院した病院で看護師に暴行を加えたとして現行犯逮捕され、実刑判決を受けていた。事故は静岡県内で起き、大型トレーラーとの衝突後、救急搬送された病院で看護師に蹴りを入れる、腕を引っ掻くなどの行為があったとされている。

事故直前から、広末さんには不安定な言動が見られたとの証言もある。休憩施設では見知らぬ人に「広末です」と声をかけたり、突然抱きつくなどの行動が報告されている。

その後、先月16日に出所した広末さんは現在、医療機関に入院中で、外来での治療も継続している。診断された「双極性障害」は、躁状態と抑うつ状態が繰り返し現れる精神疾患で、「躁うつ病」とも呼ばれる。一方、「甲状腺機能亢進症」は、代謝を司る甲状腺ホルモンが過剰に分泌されることで、体重の減少や手の震え、動悸などの症状が現れる病気だ。

医師の森田豊氏は「双極性障害になると、自分を制御できなくなるほどの行動を取る場合があり、気分の高揚によって病気であるという自覚を持てないことも多い」と説明。見知らぬ人への突発的な行動も、「この障害による可能性が高い」と語った。

また、看護師への暴行についても森田医師は「甲状腺機能亢進症の症状の一つに過敏性があり、不安や緊張からくる反応であった可能性もある」と述べた。「この2つの病気が同時に発症するのは非常に稀で、複数の要因が絡み合うことで、本人も制御が難しい状態に陥っていたと考えられる」と分析した。

有馬侑之介
editor@kangnamtimes.com

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