
女優イ・ナウンが演技変身を披露し、話題を呼んでいる。
斬新な題材と目が離せない展開で初回放送から視聴者を魅了したENAの月火ドラマ『アイショッピング』(演出:オ・ギファン/脚本:アン・ソジョン/制作:グループエイト、テイクワンスタジオ)の第1~2話では、養父母に捨てられた子どもたちが本格的に巨悪に立ち向かい始める物語が描かれた。
ソミ(イ・ナウン)と子どもたちは、養父母に見捨てられた後、テシク(チェ・ヨンジュン)によって命を救われ、スラム街の隠れ家で共同生活を送っていた。しかし、互いに支え合いながら必死に生き抜いてきた子どもたちは、新たに加わったシウ(カン・ジヨン)によって危機に陥る。シウが隠れ家に向かう途中、自分を捨てた母親に電話をかけたことで、子どもたちの居場所が露見してしまったのだ。これにより子どもたちの存在が明らかになり、物語の緊張感は最高潮に達した。
その中で、組織のメンバーから命がけで逃げ出したソミは、アヒョン(ウォン・ジナ)が持ち込んだ各親の養子縁組解除同意の録音を聞き、衝撃を受ける。今まで自分を捨てたのは母親だと信じて憎んできたソミだが、実は彼女を送り返したのがハン・チョルス(イム・ジェミョン)であったことを知る。これを機に、少数精鋭体制で運営される違法な養子縁組ビジネスの真相を徹底的に暴くため、ソミは子どもたちと共にメンバーシップカードを手に入れる決意を固め、カードを所持する父親ハン・チョルスを探し出すことにした。
一方、ソミはハン・チョルスを通じて、自身の過去に秘められた真実に直面する。これまで自分を捨てたのは母親だと信じ、憎しみ続けてきたが、実は彼女を送り返したのがハン・チョルスであったと知るのだ。結局、長い間行方不明だった母親の所在を明かさなかったハン・チョルスに対し、ソミは抑えきれない怒りを爆発させ、視聴者の心に深い衝撃を与えた。
このようにイ・ナウンは、辛い過去を背負ったキャラクターの苦悩を繊細に表現し、ドラマの魅力を一層引き立てた。特に、かつて歌手を夢見た際の凛々しい姿や、これまで恨んできた相手が母親でなかったと知った後の苦悩の涙、そして裏切りによって爆発した怒りまで、複雑な感情を込めた眼差しがキャラクターの混乱を如実に表現し、観る者の心を掴んで離さなかった。
なお、ENAの月火ドラマ『アイショッピング』は毎週月曜と火曜の夜10時に放送され、OTT独占でTVINGでも視聴可能だ。
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