



2日に放送された韓国ドラマ『親密なリプリー』では、チャ・ジョンウォン(イ・シア)がチュ・ヨンチェ(イ・ヒョナ)の人生を望み、コン・ナンスク(イ・スンヨン)と対立する姿が描かれた。
チュ・ハヌル(ソル・ジョンファン)はジョンウォンに「あなたがヨンチェに成り代わって生きても、ヨンチェにはなれない」と告げた。これに対しジョンウォンは「貧しい中で真っ当に生きるのがどれほど困難か、分かっているのか」と反発し、父が殺人犯であることで背負った苦しい人生を振り返った。
ハヌルはヨンチェの父についてすでに知っていたと明かした。ジョンウォンは「私は生涯、殺人犯の娘と指をさされて生きてきた。私が望んだ人生ではなかった」と訴えた。「だからといって他人のものを欲しがるのか」と問われると、「もうチュ・ヨンチェごっこにはまってしまった。ヨンチェが二度と戻ってこなければいいのにと思った」と本音を漏らした。
その後、ハヌルはパリに逃れたヨンチェに連絡し、「ジョンウォンの正体が明らかになっても構わない。私の生き方は関係ない。母に損得を計らせ、結婚か追放かを判断させる。以後、母の人生からお前との縁を永久に絶つ」と突き放した。
一方ナンスクはジョンウォンの身辺を調べ、自身の元夫を殺害した犯人の娘である事実を突き止めた。ナンスクはヨンチェになりすまして生きるジョンウォンの頬を叩き、「お前は殺人犯の娘なのか。父親が誰を殺したか知っているのか。チュ・サンチョルだ。チュ・ハヌルの実の父で、私の元夫だ」と暴露した。
さらに「復讐のためにヨンチェに近づいたのではないか。お前は私の家族が父を服役させたと思っているのだろう。だからヨンチェを押しのけ、コンヤン家の嫁の座を奪おうとしたのか」と追及した。
ジョンウォンは「違う。亡くなったのがチュ・ハヌル代表の父親だとは知らなかった。ヨンチェになりたかったのは事実だったが、計画的ではなく、復讐も考えていなかった。あの日、父は私と一緒にいた。冤罪を着せられたのだ。私が証明できる」と反論した。



しかし、ナンスクは「今すぐこの家から出て行け」と再びジョンウォンの頬を叩いた。ジョンウォンは「ジン・セフンもハン会長も私をヨンチェだと思っているのに、大丈夫なのか。ヨンチェが戻るまでは、私が出て行くと言っても、私にすがって懇願しなければならないのでは」と迫り、「私はハン・ヘラ(イ・イルファ)のお見舞いに行くことになっている」と畳みかけた。
コンヤン家にハヌルの代わりに赴いたナンスクは、セフン(ハン・ギウン)とヘラが自分を好むと主張するジョンウォンに対し、「ヨンチェが戻らなければ居座るつもりだったのか。夢を見ているなら目を覚ませ。その夢は私が終わらせる。今すぐコンヤン家に行き、私の口から伝える」と言い放ち、元夫殺人犯の娘がヨンチェのふりをすることは許さないと突きつけた。
これに対し、嘘がすべて暴かれるのではないかという衝撃と不安に揺れるジョンウォンの姿が放送の終盤を締めくくり、今後の展開への関心を高めた。
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